知らなかった海苔事情。 | 勘六縁のお米

勘六縁のお米

岩手県遠野市にて、無肥料・無農薬の自然栽培米をさらに天日干しにした、こだわり米を作っている勘六縁です。
亀の尾という、日本でもっとも古い品種のひとつを作付しています。
夫婦で、ブログを更新しています。

こんにちは。今日の担当は、陽佑です。


木曜日に裕美氏の実家に到着し、昨日の17時頃、遠野に帰ってきました。茨城や東京は、やっぱり遠野よりも気温が高く、暖かかったです。でも、だんだん体が慣れてくると、関東の気温も寒いなと感じるようになりました。


冬は、どこでも寒いのだなと学んできました(笑)。


12月14日日曜日、東京の代々木公園にて、アースデイマーケットに参加してきました。


アースデイマーケットのHP ⇒ アースデイマーケット


関東にいるお客さま、友人、同じように出店している顔なじみの方々、それに新しくご購入頂いた方々にお会いすることができ、良かったです。やっぱり、直接お話しして販売することが一番で、これが原点だなと、あらためて感じてきました。


アースデイマーケットの魅力は、同じ出店者の方からも色々なことが学べるところにもあります。


今回は、「海苔」について、ちょっとだけお話を聞いてきました。


私は、美味しいご飯の食べ方は?と聞かれたら、


「炊き立てご飯のおにぎり」


と答えます。おにぎりと言えば、海苔です。でも、海苔について全く知識がなく、海苔について考えたことはほとんどありませんでした。


海苔は、米と同じく、色々な品種があるようです。その数は、何千ではなく、何万という単位であるという話を聞いてきました。


いま食べている海苔のほとんどは、「スサビノリ」という品種のようです。海苔もお米と同じく、いまの環境に適応した品種の改良が進んできたようです。


「アサクサノリ」という品種もあり、これは昔から作られていた海苔のようです。お米でいう「亀の尾」のような存在だと思います。「アサクサノリ」は、流通量が少ないため、普通のスーパーなどでは手に入らないようです。


一番驚いたのは、海苔の流通です。いま、国内で生産されている海苔の9割が、コンビニのおにぎりや弁当になっているとのことでした。びっくりでした。


昔ながらの海苔屋さんは、残りの1割の海苔を入札で仕入れ、販売しているようです。


海苔業界も、色々あるのだなと勉強になり、もう少し海苔のことを調べたいな思った1日でした。


知らないことすら知らなかったこと、知っているようで知らなかったこと、まだまだ沢山あるはずです。少しでも多く学びたいです。


それと、米農家もそうですが、大規模経営をした方がよいという、いまの状況です。そのような環境のなか、私たちのような小規模・中規模の農家ができることは何なのか、無肥料・無農薬の自然栽培米を作り続けることはどういう意味があるのか、考え続けたいなと感じてきました。


お会いした皆さま、ありがとうございました。


今年も残すところ、あと2週間ほどです。大切に過ごします。


最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。