今年は春先のフィガロくんが急死した頃から立て続けに犬達が保護されてきて、重篤な病気のロゼちゃんや虐待を受けていたと思われる怯えたビリーくんや引受手がまったく決まらなかったジャックくんや下半身不随の状態で保護されたルカくんなど大変な子が多くて、状態が良く若いシェルちゃんやヨシュアくんなどすぐに里親さんが決まったと喜んでいる間もなく新たな子が保護されてきたりで人間も胃に穴が開くくらい追い詰められたりした数ヶ月間でした。
世の中にはまだまだ行き場を失った子達がたくさんいますが、LOVE&PEACEが協力している行政機関からはようやく引き取り依頼が止まりました。昨年も秋には止まってホッとしましたが、一昨年までは年末に大変な子が多く保護されてきましたので安心はできないですが。
残っているのは問題のある子が多くて大丈夫かな?と不安にもなりましたが、ジャックくん、ジャンくん、ビリーくんが相次いでトライアルに出発していきました。
残っている子達も早く優しい家族と出会わせてあげたいですね。
脳疾患と肝臓がんにおかされているロゼちゃんは環境を変えることで病状が悪化する可能性が高くて難しい面はありますが、ラピスちゃんはとっても性格の良いかわいらしい子、多少年齢は高いですけど病気もどんどん改善してきていますし、めちゃめちゃかわいらしい子ですから早く幸せにしてくれる家族と出会わせてあげたいです。そしてルカくんも下半身不随でまったく歩けないどころか、大量の出血にいったい何の病気なんだと焦りましたが、大ケガをしてはいたもののケガが良くなってくるにつれ元気に歩けるようになってきました。まだ治療は続いていますがもうお迎えいただくのに支障はありません。分離不安症はありますが、家族がたくさんいてお留守番がなければ問題ないと思います。
みんなが幸せになれますように!
ルカくん(大阪市 Sakagami 宅にいます)
ミニチュアダックス(ブラックタン)の男の子
※お写真は遊びに来てくれたSちゃんのを借りました
下半身不随の状態で公園の林の中にくくりつけられて捨てられていた子。
下半身に大ケガをしていたため動かない状態でしたが、ケガの治療を進めて治癒していく中で立ち上がることができ、そのうち歩けるようになり、今ではかけっこもできるようになりました。
まだ椎間板ヘルニアの治療をしていかなくてはいけませんが、先生からも手術をするリスクを取るより内科的療法で改善できるようにという方針が出されています。
性格はとても甘えん坊で特に女の人にかわいがってもらうことが大好きです。当初はかわいがってくれた人が帰ろうとすると置き去りにされたトラウマなのかパニックに陥ってしまいましたが、それもずいぶん改善されてきて、帰らないでって騒ぎますがパニックまでにはいってません。
分離不安症があり、お留守番はまったくできませんが家族の誰かがいるおうちでしたらストーカーにはなりますがそんなに支障があるとは思いません。ひとりぼっちになるとずっと吠えてますし、ものすごく不安げな顔で泣いてますので安心させてあげられる環境で落ち着けば改善されてくるのではないかと思っています。
体重 6.4kg
フィラリア陰性
下半身のケガと椎間板ヘルニアの治療中
ケガの状態が良くなってから去勢手術の予定
チワワの女の子(チョコクリーム?)
高速道路の高架下に捨てられていたラピスちゃん。
明らかな皮膚病で心配しましたが、マラセチアが原因とわかって治療をしていますが、状態はとてもよくなってきています。
保護当時心雑音が認められましたが、お薬を飲んで改善しました。
皮膚のお薬の副作用で膀胱炎にもなりましたが、こちらも投薬治療で改善され、皮膚のお薬も副作用のないものに変えてもらっています。
年齢が少し高い子ではありますが、ほんとに性格の良い子で、人にも犬にもとてもフレンドリー。かわいらしい声で泣いて甘えてくるとてもかわいい女の子です。
おトイレも上手にできますし、お散歩大好きっ子です。
こんなに良い子もなかなかいないよってくらいかわいらしい子ですので、ぜひ家族として迎えて暖かい愛情で満たしてあげてください。
体重 2.68kg
年齢は8歳前後
フィラリア陰性
6種混合ワクチン接種済み
狂犬病予防接種済み
血液検査は問題なし
ロゼちゃん(大阪市の預かり親さん宅にいます)
脳腫瘍の手術後もけいれんを頻発して、一時期はものすごく状態が悪くなり入退院を繰り返して体重が落ち、もうダメかと思うほどでしたが、10月に入ってからは2日に一度くらいのけいれんを起こす他は状態はとても落ち着いています。
食欲もしっかりしてきて体重も増えました。お散歩にも楽しそうに出かけています。
高齢で肝臓がんを抱えた身で環境が変わるストレスから大きく体調を崩すことが二度の預かり親さん宅へのお引越し直後に起こってしまっていますので環境を変えることがとても怖くてできない状況です。
現在の預かり親さんの懸命な看病と通院のおかげでここまで落ち着きを取り戻すことができました。預かり親さんにはご負担をおかけしますがロゼちゃんが安心して身を委ねてくれている預かりママに引き続きお世話をお願いしています。
闘病はずっと続くと思われます。
ロゼちゃんに痛みや苦しみがこないよう応援してあげてください。
とても人なつっこくてシッポをぶんぶん振って甘えてくれる愛らしい子です。
まだ引き取り前なので詳細は不明ですが、預かり親が決まり次第引き取りをして病院で詳しく検査等をしていただく予定にしています。
少し年齢は高めですが飼い主に捨てられてしまったこの子を幸せにして下さる優しい里親さんを募集いたします。
Blog記事もあわせてご覧ください。
ビーグルちゃんの記事は コチラ です。
よろしくお願いします。
Sakagami