「勇敢な赤ちゃん」
ダウン症の赤ちゃんは
育てられる人のところにしか産まれないって。
私、選ばれた。
なんて思っていたけど、最近ふとこんな事を考えた。
1000人の、これから産まれる赤ちゃんがいます。
この中で、誰か一人だけ、障がいを持って産まれなければなりません。
みんなためらう中、勇敢な一人の赤ちゃんが名乗り出ました。
「みんなが嫌なら、ぼくが障かいを持って産まれます。
ぼくは障がいがある事が不幸ではない事をしっているから。」
勇敢な赤ちゃんに心を打たれた神様は
その赤ちゃんに、障がいと一緒にたくさんの幸せを持たせてあげました。
そしてとびっきり愛してくれる家族のもとへ
舞い降りられるように。
勇敢な赤ちゃんから
娘が産まれて
ずっとずっと受け入れ出来ず悩んでいた時に出会ったブログ
ずっと一人っ子で育ってきたお兄ちゃんは
妹が出来た事が嬉しくて
それはそれは妹を大切に可愛がっていました。
そんなお兄ちゃんに
妹に障がいがある
ダウン症だと言う事が言えずに一年が過ぎた頃
やっと言うきっかけが出来ました。
でも、なんと言おうか
どう伝えたら理解出来るのか考えていた時
この勇敢な赤ちゃんを思い出し
お兄ちゃんに勇敢な赤ちゃんを読んであげました。
そして、障がいがある事
ダウン症だと言う事を伝えました。
お兄ちゃんはショックなのか号泣しましたが
しばらくして、あやかはすごいな!
誰も嫌がって手をあげなかっのに
あやかは勇敢な赤ちゃんなんやなって
とても誇らしげでした。
そんな話を
今日私の住む地域の親の会があり
兄弟姉妹に伝える時どうしたら?
と言う話の時に、皆さんにお伝えさせていただいたら、皆さん涙を流されていました。
この、勇敢な赤ちゃんをもっとたくさんの人に知って欲しいと言う思いで
7年ぶりにこのブログを覗き
この、勇敢な赤ちゃんの著者である
かんたろうさんと繋がる事が出来ました。
娘が産まれて7年
色々あったけど
だからこそ繋がる縁がある。
そして
今、悩む人の力になれる。
すべての出来事に感謝です。