メディカルSTトレーニングNO.15 MAKI式コンプレックスPNF ① | 関西メディカルスポーツ学院

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整形外科医師・理学療法士・柔道整復師も学ぶ摩季れい子学長のオリジナル技法


メディカルSTトレーニングを実施していく上で重要な手技の一つであるPNFについて、概略を説明させていただいております。


前回まで、「PNFの一般用語」と「スポーツPNF」について、ご紹介してきました。


今回は摩季れい子学長が考案したMAKI式コンプレックス(複雑な)PNFの特徴について、『メディカルトレーナー本科オリジナルテキスト』から引用して、6回に分けてご紹介いたします。



MAKI式コンプレックスPNF























1)コンプレックスPNFの手技開発に至った経緯 (1)


 故障に陥った上・下肢関節は、可動域制限や有痛によって運動量が低下します。


その運動量の低下は下肢3関節(股関節・膝関節・足関節)の神経調整力をはじめとする運動の基礎力(筋力・柔軟性)を総合的に低下させます。


 その状況下にあるクライアントへの体育リハビリトレーニング(メディカルSTトレーニング)を実践するにあたって、1985年にスポーPNFの研究を進めていた摩季れい子が四肢関節や体幹安定を促す神経促通手技を考案・開発しました。


 下肢においては、立脚を基本とする歩行時や動作時に必要とされる3関節の協応力と関節コントロール力を向上させることを目的に多くのパターンを作り上げ、特に故障後の復活に用いるケース、あるいはスポーツ技能の向上を目的とするPNFは、体幹安定から進め、四肢機能を活性する方法を取り入れます。


その原理は、常に運動軸となる背骨を安定させ、脊髄での神経興奮と抑制を整えるとともに、椎骨間にある椎間孔を確保し、左右対称に走行する末梢神経の働きを向上させる考えを基本とした考え方から多くのアプローチ法を作り上げました。


つづく




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