今日は自分の話です。
実はもう10年以上前から右の耳下腺に良性の腫瘍があります。
実の親がと~ってもうるさく「なんとかしろ。お金はうちで もつから。」っていうので
しゃ~ね~な。と思い自分で信頼できそうな病院を選び 受診しはじめました。
順天堂医院という新しく大学のとなりにできたすごいきれいな病院で
初診であたった先生は頭頚科の先生で関西の方でしたが ちょうど医者としては油ののってる
お年頃でとってもやさしい先生でした。
その先生に手術をすすめられてるんですが 私の腫瘍はけっこう大きいので難易度の高い手術だと
先生は言ってます。
しかも、場所が顔面神経が通ってるところなので 術後合併症として麻痺がのこるかもしれないという
腫瘍はとったけど顔半分麻痺になった。みたいなバクチみたいなオペ。
悩むよね~。
たいていは一時的な麻痺ですむとは言ってましたが 私のはだってむずかしいオペですよ!
それに、私はアレルギーやら気管支炎やら問題がいっぱいあって
手術そのものに対してもリスクの高い患者なんです。
術後に肺炎を起こす可能性もあるし そうなると入院も長引くし
1泊4~5万もするお部屋代ってどこのホテルだい!ってくらいお金もかかる。
両親は「早く手術して お正月に台湾にいこっ!!」とのりのり!
私、その時見られる顔になってるのかしら??
生きてるのかしら??
うちは、主人が兼業主夫なもんでわたしがいなくても大丈夫だね。
という話を昨日してたんですが 子猫やら猫をたくさん残されたら
困る。というので 万が一 死んだときのために
子猫はこの人。大きいのはこっちの人。って連絡先書いといてあげるから。
な~~んて話にまでなってるんですが。
初回の受診でエコーと細胞診。これは問題なくやったんです。
で、次の日に近所の検査専門病院でMRI。これも大丈夫。
次回の時にいきなり
「胃液とらしてくれる?結核でないことを確かめなあかんねん。」
「え~~??無理。無理。食事いっぱい食べちゃったもん。ゲロはく。」
「そのゲロが ほしいねん!!」
「いや~!ダメです!!」私は極度に嚥下反射がつよいのでチューブを飲み込むなんて。
(学生時代の実習を思い出して反射的に拒否。)
というわけで、じゃあ次回昼は抜いときますからってことに。8月に延期。
結核である可能性は0に近いんだけど
オペ室にはいるからにはデータがどうしても必要なのね。
全く はた迷惑だったら。
次、行ったときには オエッ!って思いして涙流すかも?
穿刺より辛いんですけど~~~。お~いやだ。
どうもわたしの意志とは関係なく 手術する方向に話が流れてるので
ちょっとでも 腫瘍が小さくなって 難易度が下がればと思い
先々週から針治療を始めました。
針はもともと好きじゃないですけど 韓国で有名な先生の息子さんで
韓国では腫瘍が小さくなったケースもあるというので
これにかけてます。
先生は30歳の韓国人です。日本語はもちろんはなせますけど。
こっちの先生も癒し系で大好きです。
1週間に1度のペースで治療してもらってます。
腕はいいですよ~。
ところで、例の多頭飼育崩壊現場ですが まだ時々行ってます。
あかちゃんはだいぶ産まれなくなりましたが 今風邪が蔓延してしまって大変なようです。
私は結局10匹の赤ちゃん猫をみましたが ほとんどダメでした。
1匹だけいきのこりがいます。
ドナちゃん。メス。
前に一度出たこの子。
よくうごくため なかなかいい写真がとれません。
この子が生き残ってくれただけで、私も報われています。