上橋菜穂子「獣の奏者」 | いつもスマイリー♪

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獣の奏者 (4)完結編/上橋 菜穂子


作家で誰が好き?ときかれたら
間違いなく、上橋菜穂子さんですね

全作品読んでます
ファンタジー小説を書かれる方ですが
「守り人」シリーズなんて
大人が読むなら絶対ハリーポッターよりおもしろいですよ!
主人公はアラフォーの女性だし



獣の奏者は「獣の奏者エリン」というタイトルでアニメになっています
でもね、子供じゃなくて大人が読んでもとってもおもしろいです

舞台は架空の国
そこでは闘蛇と王獣という架空の動物たちがでてきます

エリンは最強の動物
王獣を思いのままにあやつえる唯一の人です

シリーズの最初では少女でしたが
この完結編では結婚し一時の母になっています


いろんな意味で本当に泣けます
動物たちって、人間のために生きているのではない
というのをすごく考えさせられますし
完結編にいたっては
エリンの母として子供と自分に課せられた運命は使命とゆれうごく姿に
同じ母として泣けます


シリーズの最初の方は子供に読ませたいとおもって購入したのですが
完結編は小学生の娘より、母である自分に・・という感じがしました

獣の奏者(1) (講談社青い鳥文庫)/上橋 菜穂子
¥609
Amazon.co.jp


小学生の娘と感動を共有できる数少ない本のひとつです





そして
動物は人間の欲のためにいきているのではない
動物は人間のためのおもちゃでも道具でもない

ということ胸にきざんでいたいと思いました