65歳以上の10人に一人がなると言われる認知症。

2010年に患者数が250万人に達するといわれている。


認知症は記憶障害、判断力低下といった中核症状 とともに約7割の認知症患者に徘徊、幻覚、睡眠障害などのような周辺症状(BPSD)が現れる。実は介護する家族にとってはこの周辺症状が大きな問題となる。


認知症周辺症状




認知症の特効薬は今のところ無いが・・

中核症状の進行を遅らせてくれる良い薬がある。

それがエーザイのアリセプト である。

ただし、経過とともに過剰投与となったり、副作用として日常生活動作(ADL)を低下させるといった問題も生じる



アリセプトは投与を慎重に行わなくてはならない。

では認知症患者の7割に現れる周辺症状に良い薬は?

それが、漢方薬抑肝散なのです。



精神状態を落ち着かせる効能がある漢方薬で、特に攻撃的行動、幻覚などに効くようである。アリセプトによって現れる副作用もやわらげてくれるので、同時に処方されることも多くなってきているようです。



認知症周辺症状漢方医学的に捉えた場合「肝」の機能が重要となる。「肝」とは西洋医学でいう肝臓とは異なり、血を貯蔵するとともに、精神活動を安定させ、骨格筋のトーヌスを保つ機能を持つとされている。この肝の働きが病的に亢進すると易怒性、多動性痙攣を招く。さらに,小児の夜泣き、憤怒痙攣、熱性痙攣、不随意運動徘徊なども起こってくるという。この肝の病的な亢進を抑えるのが抑肝散(よくかんさん)」 である。





東北大学の 荒井啓行 教授 は講演会の中で・・・
抑肝散(よくかんさん)」身体機能を低下させずに問題行動をコントロールできる
という意味で、従来にない新しい治療薬と言える。また長期投与においてもメジャートランキライザーでよく起こる転倒や誤嚥性肺炎の 発生がなく、齢で問題行動のある患者に非常に使いやすいとのことだ。今後、急増する認知症患者の対策、介護者の負担軽減を考えると、西洋医学と漢方医学の融合が不可欠と なってくるだろう。



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