今日の早朝・・・と言うか深夜の出来事ですが・・・
京浜東北・根岸線の回送車と保線用車両が川崎駅近くで衝突して、
京浜東北線車両が脱線転覆するという、大事が発生しました
早速・・・と言うわけではないのですが、私の職場は川崎から多摩川を渡った直ぐの矢口渡。
と言うわけで、午後に「見学」に行きました。
野次馬の方々多数です
2両目の車両が完全に横倒しになっていました
向かいのビルは駐車場ですが、ギャラリーの人が多かったな・・・
これだけの衝突事故で、運転士が軽傷とは奇跡的に感じますが、
E233系は運転席正面が非常に頑丈に造られています
かつては国電の正面衝突で運転士が即死することが多かったのですが、さすがはJR東日本
なお、電車は正面方向の打撃には強靱ですが横方向からの衝撃には脆く、福知山線尼崎脱線転覆事故では車両が側面からペシャンコに押しつぶされ、多数の乗客が圧死しました。
乗る方は十分に注意が必要です
川崎での脱線事故を見ていると・・・どうしても鶴見事故を連想してしまいます
何年前だか思い出せなかったのですが、調べたら1963年(昭和38年)の出来事ですね。
国鉄戦後五大事故と言えば・・・三河島・桜木町・洞爺丸・紫雲丸までは皆さんも思い出せるでしょうけど、
鶴見まではなかなか思い出せないでしょうねぇ
三井三池炭坑炭塵爆発事故と同じ日に起こった出来事だったからな
鶴見事故の現場までちょっと足を延ばしてみました
川崎駅から5kmほど横浜寄りとなります。
ここが現場となった滝坂踏切。
この踏切は鶴見事故の2年後にも列車にバスが衝突し、多数の死傷者が生じた「魔の踏切」です。
踏切から東京側を望む、この地点が鶴見事故が起こった場所。
左側の東海道線を走行する貨物列車の有蓋車(ワムかと思ったらワラだったんだ・・・)が脱線、
そこに横須賀線の上下線がほぼ同時に通りかかり脱線衝突、161名が死亡する大惨事となりました。
慰霊碑が線路脇にありますが・・・
鍵は掛かっていませんが門が閉まっており、流石に興味本位には入れません
外からですが、ご冥福をお祈り致しましたm(u_u)m
P.S.
帰りにJR鶴見線の国道駅を見学
第二京浜(国道1号線)脇にあるから「国道駅」という、そのまんまの駅名です
まるで、映画のロケ現場のようなシチュエーション
そうそう、昭和時代の改札口はこんな感じだった
駅員が改札鋏持って立っていても、違和感ないな