プリズン:インポッシブル(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

プリズン:インポッシブル(ネタバレ)

プリズン:インポッシブル



原題:Larceny
2017/アメリカ 上映時間85分
監督・製作:R・エリス・フレイザー
製作:ジャコブ・ブレスラー、ジェフリー・ロス
製作総指揮:リシャール・リオンダ・デル・カストロ、パトリシア・エバリー、ダニー・ロス、マイケル・タドロス・Jr.
脚本:ベンジャミン・バッド、スコット・ウィンドハウザ
撮影:ホルヘ・ロマン
音楽:クリス・ベゾルド
出演:ドルフ・ラングレン、ルイス・マンディロア、ジョスリン・オソリオ、アイザック・C・シングルトン・Jr.、コービン・バーンセン、ルイス・ガティーカ
(あらすじ)
DEA(アメリカ麻薬取締局)のエージェント・ジャック(ドルフ・ラングレン)は同僚のビリー、ゲリラ組織出身の女兵士ノーマ(ジョスリン・オソリオ)らとチームを結成し、メキシコの麻薬王キャピタン(ルイス・ガティーカ)を追っていた。そんな中、組織の金がメキシコ最悪の巨大刑務所・ハウラ連邦刑務所で保管されていることを突きとめたジャックは、現地警察にわざと自らを逮捕させて刑務所に単身潜入する。そんなジャックの行動を知ったビリーとノーマも、彼を救出するために難攻不落の巨大刑務所に潜入を試みるのだった。一方DEAの不穏な動きを察知したキャピタンは、ジャックたちを抹殺するため特殊部隊上がりの殺人集団を刑務所に送り込んでいた…(以上、amazonより)

予告編はこんな感じ↓




50点


ここ数年、DVDの感想はまとめて書いているんですが、ドルフ・ラングレン主演作ということで、単独の記事を残しておきますね(ここまで定型文)。6月某日、久しぶりにレンタル屋に足を運んでアクション棚を眺めてみたら、「ハイジャック・ゲーム」と一緒に本作が並んでいたので、いそいそとレンタル視聴しました。それなりには楽しかったような気がします (´・ω・`) ウーン

近年の出演作では、「暴動/バトル・プリズン」「ファイトクラブ・レディズ」で刑務所に入ってたラングレンですが、主演作で刑務所内がメインの話は初めて…じゃないですかね(たぶん)。一応、話を書いておくと、刑務所内に隠されたメキシカンマフィアの隠し金を盗むために強盗を実行して逮捕されたラングレンが、仲間とともに大金をゲットしたかと思いきや、恋人が黒幕の上院議員(ルイス・マンディロア)にさらわれたりして。でも、実はDEAの捜査官であり、さらに刑務所内で築いた仲間の助けもあって、悪党どもは悲惨な末路を迎えて、めでたしめでたし…って感じでしたよ、確か。

ううむ、「今どきメキシカンマフィアを扱って、その程度の描写かよ」といった文句を書くつもりはないんです(って、書いてますが)。なんて言うんですかね、全体的にそれなりに観られる雰囲気ではあるんですけど、そんなに面白くもないというか。特筆するアクションシーンはないし、一応、どんでん返しっぽい展開はあっても、気が利いてる感はなく。本作に関しては、B級映画だと覚悟して観たのもあって、鑑賞後も別に怒ったりはしていないし、「つまらない!m9`Д´) ビシッ」と切り捨てるほど酷い内容でもないと思いながらも、今年は2月から6月にかけて、「ドラゴン×マッハ!」「ヘッド・ショット」「ハードコア」「イップ・マン 継承」「LOGAN/ローガン」などなど、僕好みの素敵なアクション映画がやたらと公開されたのもあって、熱がまったく上がらなかったというか。ごめんなさい、予想以上にどうでも良い気持ちになったんですよね…。


僕の気持ちを代弁する範馬刃牙の画像を貼っておきますね。
どうだっていいんだ


ただ、ラングレンの主演作ということで、彼が出ている場面は結構多くて(当たり前ですが)。動きはもっさり気味だけど、受刑者相手のバトルから銃撃戦など、アクションシーンはそこそこ用意されているし(そう言えば、アイザック・C・シングルトン・Jr.演じるタンクを射殺する瞬間は良かったような)、何よりもラングレンは「何もしていない時でもちゃんとカッコ良く見えたりする」ので、彼を観ているだけでも少しオトク感があって。ファンなら十分愛せる作品になるポテンシャルを秘めている気がしないでもない…って、自分でも何を書いているかわからなくなってきました (´・ω・`) スミマセン まぁ、ラングレンが好きでたまらないならレンタルすればいいし、そうじゃない人なら、いつか午後ローで放送された時に死にそうなぐらいヒマだったら、観ても良いんじゃないかしらん。




R・エリス・フレイザー監督×ゲイリー・ダニエルズ主演作。僕の感想はここの1本目



R・エリス・フレイザー監督×ルーク・ゴス主演作。僕の感想はここの4本目



念のため、ルイス・マンディロアが出ているジャン=クロード・ヴァン・ダム監督主演作も貼っておきますね。