ニンジャ・アベンジャーズ(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

ニンジャ・アベンジャーズ(ネタバレ)

ニンジャ・アベンジャーズ

ニンジャ・アベンジャーズ

原題:Ninja: Shadow of a Tear
2013/アメリカ 上映時間94分
監督:アイザック・フロレンティーン
製作:ボアズ・デビッドソン、フランク・デマルティーニ、トム・ウォーラー
製作総指揮:アビ・ラーナー、トレバー・ショート、ジョン・トンプソン
キャラクター創造:アンディ・ハースト、ボアズ・デビッドソン
脚本:デビッド・ホワイト
撮影:ロス・クラークソン
美術:ラクパン・タナドポジャナマート
衣装:プリーヤン・スワナダダ
編集:イリット・ラズ
音楽:ローガン・マダー、ジェラルド・マリーノ
武術指導:ティム・マン
出演:スコット・アドキンス、ケイン・コスギ、肘井美佳、菅田俊、ビタヤ・パンスリンガム、ムケーシュ・バット、ティム・マン、ジョード・エル・ベルニ、ショーゴ・タニカワ
パンフレット:★★★(600円/「ブライド・ウエポン」と2本で一冊。江戸木純さんのコラムが良し)
(あらすじ)
アメリカ人のケイシー・ボウマン(スコット・アドキンス)は日本で甲賀流忍者の修行に励み、甲賀道場の跡取り娘・武田波子(肘井美佳)と結婚して平和な生活を送っていたが、何者かによって身重の波子が殺害されてしまう。かつて師匠のライバルだった男で、いまはミャンマーで麻薬組織を率いるゴロー(菅田俊)が波子を殺害したという確証をつかんだケイシーは、ゴローを追って単身ミャンマーへ渡る。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


もうすっかり都内での公開は終わってしまったんですけど(汗)、今さらながら感想を残しておきますね。「2015年に絶対観たい新作映画10本」のうちの1本に選ぶほど楽しみにしていたんですが、仕事が忙しくてなかなか足を運べなくて…。4月半ば、やっとヒューマントラストシネマ渋谷に行くことができました。普通に楽しかったです (・∀・) ヨカッタ!


HTC渋谷に来るのは昨年の12月以来かしらん。
HTC渋谷

「ブライド・ウエポン」と一緒になっているパンフを買ったら、商品名が「ブライド・ニンジャ」。これはこれで観たい!
パンフレットは「ブライド・ニンジャ」

久しぶりだったので、つい17アイスクッキー&クリームと…。
クッキー&クリーム

ワッフルコーンショコラを食べちゃったのでした (´・ω・`) フトッチャウ
ワッフルコーンショコラ


あらすじを雑に書くと、前作でいろいろあって甲賀道場を継いだケイシーは妻の波子とノホホンと暮らしていたんですが、しかし。突然、何者かに波子を鎖分銅で殺されたから激怒ですよ。で、兄弟子の中原(ケイン・コスギ)に誘われてタイへ行くと、かつて甲賀道場のライバルだった男の弟・ゴロー(菅田俊)が麻薬組織を運営していて怪しいということになりまして。単身で乗り込んでゴローの組織を壊滅させるものの、実は黒幕は中原でした (´∀`) ヤッパリ 「ケイシーにゴローを殺させて麻薬の販売ルートを独占するプラン」だったんですけど、バレてしまったのでラストバトルに突入→中原が死亡→ケイシーが波子を思い出してシンミリして終わってました。

基本的に「アイザック・フロレンティーン監督×スコット・アドキンス主演」という時点で、アクション映画ならある程度のクオリティは保証されているワケですが、今作もそんな感じ。前作の「NINJA」同様(って、うろ覚えですがー)、編集で誤魔化すことなく、アドキンスの体技をしっかりと“引き&長回し”で撮って見せてくれるので、そりゃあ迫力がありましたよ。特に終盤、ケイン・コスギと繰り広げるタイマンはスゴいのひと言で、2人のキビキビした超速バトルは一見の価値ありじゃないでしょうか。


格闘アクション映画が好きな方なら、要チェックのバトルでございます。
アドキンスvsケイン


ケインの悪役というのが結構新鮮だったんですが、“心のない雰囲気”が意外とハマッてたので面白かったです。鎖分銅を使う菅田俊さんも渋くて素敵でしたよ。ただ、正直なところ不満もあって、最後のバトルでほとんどスタントを使っていない点は素晴らしいんですけど、ケインのヤラレ演技が微妙に感じるところがあったんですよね…。それと、鎖分銅で仇を討つ場面で、いちいち波子が殺された時の回想が入るのは興醒めしました。まぁ、これは好みの問題ですがー。


菅田さん主演の「仮面ライダーZX」のVシネマとか製作されたらいいのになぁ。
菅田俊


というか、僕はコケてしまった「ニンジャ・アサシン」のような“残虐描写満載のニンジャ映画”の方が好みなので、流血が少なめの今作はどうしても物足りなく感じるところがあって…。アドキンスの身体能力をフルに引き出した格闘アクションであり、スゲー面白いのは確かなんですけど、その割には70点という普通の着地だったりするのでした。だから、そういう変なこだわりがなければ、スムースにグッとくると思うので、興味がある人は観てみて!(o^-')b オススメ!




アイザック・フロレンティーン監督×スコット・アドキンス主演で送る前作。僕の感想はこんな感じ



ジェームズ・マクティーグ監督作。こっちのラスボスはショー・コスギさんなのです。僕の感想はこんな感じ