ブライド・ウエポン(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

ブライド・ウエポン(ネタバレ)

ブライド・ウエポン

ブライド・ウエポン

原題:In the Blood
2014/アメリカ 上映時間108分
監督:ジョン・ストックウェル
製作:レイモンド・マンスフィールド、ショーン・レディック、マリーナ・グラシック、キャッシュ・ウォーレン
製作総指揮:リー・ポルトノイ、デビッド・R・アーノルド、ニコラ・ホルリック、アンドリュー・マン、グレン・M・スチュワート、ステファン・ソネンフェルド、マーク・リンゼイ、ルイージョ・ルイス、ジェームズ・ギブ、レイチェル・グリーン、ベリー・トレス
脚本:ジェームズ・ロバート・ジョンストン、ベネット・イェーリン
撮影:P・J・ロペス
美術:モニカ・モンセラーテ
衣装:ミラグロス・ヌネス
編集:ダグ・ウォーカー、ルーカス・エスキン
音楽:ポール・ハスリンジャー
音楽監修:アンディ・ロス
出演:ジーナ・カラーノ、カム・ジガンデイ、イスマエル・クルーズ・コルドバ、ルイス・ガスマン、トリート・ウィリアムズ、アマウリー・ノラスコ、スティーブン・ラング、ダニー・トレホ
パンフレット:★★★(600円/「ニンジャ・アベンジャーズ」と2本で一冊。江戸木純さんのコラムがタメになります)
(あらすじ)
カリブ海のリゾート地を訪れた新婚カップルのエバ(ジーナ・カラーノ)とデレク(カム・ジガンデイ)。しかし、怪我をして救急車で運ばれたデレクがそのまま消息を絶ってしまう。幼い頃から格闘術を学んでいたエバは、デレクの失踪に悪徳医師や犯罪組織が関与していることを知って怒りをたぎらせ、愛する夫を取り戻すため、ひとり巨悪に立ち向かっていく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




80点


※今回の記事は「マキシマム・ブロウ」「サプライズ」の内容に触れているんですが、特に「サプライズ」の方はネタバレを知ってしまうと興をそがれるタイプの映画なので、できれば「サプライズ」を観た人だけ読んで!
※今回の記事は、男性目線の性的な文章が多く書かれているので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ!


もうすっかり都内での公開は終わってしまったんですけど(汗)、今さらながら感想を残しておきますね。「2015年に絶対観たい新作映画10本」のうちの1本に選ぶほど楽しみにしていたんですが、仕事が忙しくてなかなか足を運べなくて…(既視感が漂う文章)。4月半ばの「ニンジャ・アベンジャーズ」を観た翌日、やっとヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞いたしました。大好きでしたヨ (〃∇〃) ウフフ


前日に続いて、HTC渋谷にやってきました。
ブライド・ウエポンを観にきました

またクッキー&クリームを食べちゃった…。ダイエットの道、険しいようですな(他人事のような文章)。
17アイスのクッキー&クリーム


最初にハッキリ書いておくと、映画としては微妙です。その理由は2つあって、まず、「旦那のデレクがなぜさらわれたのか?」の理由が適当すぎ。「ドミニカ共和国のリゾート地を支配する地元マフィアのボス・シルビオ(アマウリー・ノラスコ)が骨髄の病気→たまたま新婚旅行で訪れたデレクが適合者だったから」ってさぁ…。どうやって調べたんだとか、その割にさらう手口が雑とか(ジップラインに細工するなんて、死ぬ可能性大)、あらゆる角度からズサンすぎる展開だったので、“謎”が明らかになった瞬間、「そんな理由!? Σ(゚д゚;) マジ!?」と逆に驚いたほど。近作では「マキシマム・ブロウ」も似たような展開になってましたけど、もう少し考えてほしかったですね…。

次に、クライマックスがイマイチ。ケガをしている旦那を連れて逃げなくちゃならないから、それまで見せてくれていた“女セガール感”が弱まっちゃったし、ボスのシルビオとのタイマンもそんなに面白くない。しかも、対立する地元マフィアのビッグ・ビズ(ダニー・トレホ)が解決してくれる…という終わり方も「なんだかなー ( ゚д゚)」という印象でして。僕はもっと「96時間」のリーアム・ニーソンみたいに、すべて主人公の暴力で解決すると期待してたので、拍子抜けしてしまった…って、伝わるでしょうか。一応、オチを書いておくと、2人仲良くリゾート地からボートで脱出して終わってましたよ。


最後はダニー・トレホが解決してくれるのでした(「コイツがさらったんじゃないか?」というミスリード有り)。
ダニー・トレホが解決してくれました


だがしかし、それ以外の部分はすべてにおいて僕好みのお母さん味ごのみ(なんだこれ)。今、地上に存在する全女性の中で最も理想のタイプに近いのがジーナ・カラーノであり、万が一でも対面してしまったら、以前は軽蔑しきっていた辻仁成さんのように「やっと逢えたね (´∀`)」と言ってしまいそうなぐらい大好きなんですが…。この映画、序盤はそんな彼女の水着姿などを実に艶っぽく撮影しているため、危うく劇場内でズボンを下ろすところだったのです(アウトな下ネタ)。


ガチムチ系の女性が好きな方は必見なのだッ!m9`Д´) ビシッ
水着シーン満載!


とにかく素晴らしかったのが、序盤にある“クラブでの戦闘シーン”で、「エクスペンダブルズ3」でのロンダ・ラウジーの今風なテイストとは違って、荒々しくバイオレント。しかも、女性読者が減ることを覚悟して書きますが、た…た…“丈が短いスカートでの戦闘”ならではのサービスショット付きであり、思わずラスカルと出会えたスターリング少年のように「神様ありがとう… ( ;∀;) イイシーンダナー」と感謝ですよ。この時点でブルーレイソフトの購入は決定され、この文章がアップされるころには当然ながら予約済みだったりします。


クラブで多人数を相手に大暴れ! このシーンを観た瞬間…。
クラブで大暴れ!

僕はこんな表情で感謝していたのでした(「グラップラー刃牙完全版」第4巻より)。
感謝!!!


キャラクター設定もストライク。ヒロインが狂った父親にサバイバル術を叩き込まれていた…というのは、近作では「サプライズ」でそんな女性キャラが大活躍して最高でしたけど、今作では父親に鍛えられる場面が出てきまして。しかもその父親役が「アバター」でマッチョかつマッドな大佐を演じたスティーブン・ラングだからたまりませんよ。ジーナ・カラーノ演じるエバが暴走を開始して、積極的に拷問&暴力を繰り広げる中盤以降は理想的としか言いようがなく、さらわれた旦那が見つかるまでは100点の映画だと思っていたというね…(遠い目)。


エバは父親のおかげで高い戦闘力を身に付けながらも、精神的に不安定になってしまうのです。
お父さんはスティーブ・ラング

ちなみにルイス・ガスマンが汚職警部役で登場。エバによって自殺に追い込まれてました ┐(´ー`)┌ ザンネーン
ルイス・ガスマン


そんなワケで、大きい不満はありながらも大好きな映画でしたヨ (^ε^) ウッフン パンフに載っていた江戸木純さんのコラムによると、今後は「キックボクサー」のリメイクへの出演「デッドプール」への出演が決まっているということでね、これからも彼女には活躍してほしいなぁと心から期待しております。以上、性的嗜好全開の文章を書いちゃって、すみませんでした!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!




スティーブン・ソダーバーグ監督によるジーナ・カラーノ初主演作。僕の感想はこんな感じ



非常に連想した映画。僕の感想はこんな感じ