97★「かめおかゆみこ」ができるまで | かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

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あなたが輝く≪表現≫をサポートします!・心身の解放(ゆるめること)・感情の解放
と切り換え・表情トレーニング・身体表現・声の表現・話しかた・聴きかた等々、28年
にわたるワークショップ体験をもとに、あなたオリジナルのセッションを提供します!

かめおかゆみこ  です。

 

 

2003年11月1日に創刊した、日刊メルマガ「今日のフォーカス
チェンジ」が、この7月10日に、完全連続発行5000号を達成し

ました。ウインク メルマガ連続記録は、女性では日本一です。照れ


その記念として、自分の人生ドラマをまとめています。


1~30★幼少時から26歳まで

31~60★放浪・実家・再び上京

61~90★出会いと離別とチャレンジと

91★「聴く」を伝える           92★「聴ける」こころとからだ

93★動画・合宿・同窓会・川柳    94★動画でつづる「『聴く』を磨く」

95★つながる仲間と、これから    96★「劇のしっぽ」の劇づくり

 

 

昨日、2011年の、「劇のしっぽ~5回の稽古で劇をつく

る~」を、紹介したら、14回もある連載を、読んでくださっ

たかたが、何人もいらっしゃるようで…。感謝、感謝です。

 

 

97★フツーのひとも気軽に劇を

 

もともと、中学校演劇部外部指導員時代に、教室公演の

キャストからはずれて、「でも出た~い!」というメンバー

のために、「前座劇」なんかをやってました。

 

これは、その出たいメンバーたちに、「やりたい役」か、

「言いたいせりふ」を申告してもらって、それを無理くり組

み込んだストーリーを考え、脚本をつくるという、荒ワザ

 

まあ、前座だけあって、上演時間は15分以内。ほとん

どこじつけに近い作品ばかりではありましたが。爆  笑

 

そんなことばっかりやってるものだから、こじつけ力は

けっこう身についたのではないかと想ってマス。

 

それが役に立った、というエピソードです。

 

 

たまたま、知り合いのコンサルタントさんから、突然、

電話がかかってきました。

 

お知り合いのかたが、「七夕に結婚式を劇仕立てで

というアイデアを、地域の会館にもちこんで、OKに。

式をあげたいカップルを募集したら、2組が申し込みを!

 

劇は、地域の劇団の協力を得られることになっていた

のですが、よくよく打ち合わせると、「劇を上演するのは、

いいけれども、脚本は提供してほしい」と言われたと。

 

そのかた、演劇をやってるひとなら、誰でも脚本が書け

ると思いこんでいたそうなのです。びっくり

 

しかも、「七夕がテーマで、そのカップルも劇中に登場し、

その劇が、カップルの結婚式の一部として成立する」と

いうトンデモな前提。爆  笑

 

それで、コンサルタントさんのところに相談が行き、そ

のコンサルさんから、私に問い合わせがあったという

いきさつなのでした。

 

 

どうなるかわかりませんでしたが、上記のこじつけ力

はきたえてありますから、なんとかなるだろうと引き受

けました。

 

予算がないということで、たぶん、ボランティアで引き

受けたように記憶しています。これも、上演時間が、

15分か20分くらいだったはず。

 

メインは結婚式ですから、あくまでも余興の範疇。ここ

は遊んでやれ…ということで、設定は…、

 

「人間のだらしなさにあきれた、天のものたちが、人間

をほろぼすかどうかで、もめている。そこで、たまたま

目についた2人を使って、結論を決めることに。

 

片方をさらって、記憶を封じ、もう片方のはたらきかけ

で封印が解けるかどうか。解けなかったら、人間はそ

の程度の存在と見なし、ほろぼしてしまうと告げる」

 

はい。この2人が、結婚式の主役のおふたりです。

素人さんですから、せりふはいくつかにおさえてあり

ます。ふたりの愛で記憶はもどり、人類もめでたし流れ星

 

かなりチープイージーなストーリーですが、爆  笑 

いいんです。お祝いがメインですからね。

 

 

担当のかたに、「本番は無理でも、稽古を一度拝見し

たい」とお願いしたら、往復の新幹線代を出してくださ

ることになり、行ってきました~。

 

お芝居そのものは、地元の劇団のひとたちが、こんな

アニメチックなお話を、かっこよく真剣に演じてくださっ

ていました。かんじんのおふたりも、なかなかいい感じ。照れ

 

およそ、芸術とはかけ離れたお芝居づくりですが、私

自身は、こういう世界、けっこう好きなんです。だって、

フツーのひとでも、気軽にお芝居ができますからね。ウインク

 

おかげで、本番の結婚式も好評だったそうです。

 

 

そういえば、これよりさらにさかのぼりますが、

自分でもちょっと表現がやりたくなって、ご縁があって、

濱田真実さんの主催する発表会に、ちょこっと参加。

 

真実さんの生徒さんたちの発表会だったのですが、

「声」を使っただしものなら、なんでもいいというので、

10分間のひとり芝居をつくって参加したのでした。

 

地域ミュージカルでは、わりとシリアスなテーマの作品が

多かったですが、メルマガ5周年のときも、このときも、

ショート作品は、コメディータッチが多いかもしれません。

 

 

もともと、中学校演劇からスタートした、私の演劇人生

ですが、いつも感じていたのは、お芝居を楽しむ人口が、

いまひとつ少ないということでした。

 

プロのお芝居、アマチュア演劇、学生演劇…、それぞれ

舞台をつくることが最終目標で、どれもそれなりに、時

間や労力がかかります。

 

だからこそ、みごたえのある作品もできるのですが、

それだけの時間や労力を割けないひとは、お芝居に

かかわることができません。

 

もっと気軽にお芝居を楽しめないだろうか。フツーの

ひとにとっても、表現することが当たり前の世界をつ

くれないだろうか。

 

そんな想いが、昨日書いた、「劇のしっぽ」の話のよう

な、お手軽な劇づくりに向かわせたのかもしれません。

 

 

 

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