高脂血症の治療①食事療法 | 9割がしらない❓補助金、助成金、保険情報と経営課題解決の総合ビジネスプロデューサー「マーシークエスト」

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高脂血症について、6月18日の記事として載せました。どのようなものか。


長期にわたり、高脂血症があると、コレステロールが全身の動脈に付着して、血管の硬化などの変化を起こし、動脈を狭くして閉塞したり、(動脈硬化性の病気の原因となります。




これらの合併症は、一端発病すると、救命はできても、体の機能低下を残し、不自由な生活を強いられることになります。



よって、発病前に治療し予防することが必要なのです。


治療は、食事療法・運動療法→*薬物療法によって行われます。


*食事療法・運動療法によって、効果がでないとき。



(1)食事療法


高脂血症を改善するためには、食事療法が基本となります。



脂肪分の摂りすぎにより、血清脂質が増えると、血管そのものに、影響を及ぼし、やがて動脈硬化が起こりやすくなります。食生活の欧米化から、若年層にも広がりつつあり、今後高脂血症患者は増えると予想されています。


食事療法の基本は、食べすぎ、肥満に気をつけることです。


特に、コレステロールが多く含まれる卵の黄身や肉の脂身(ラード、ベーコン、ソーセージ、サラミ、レバーなど)、魚卵(うに、数の子、いくら、たらこ、ししゃもなど)、イカ、えびなどは控えます。



また緑黄色野菜、大豆食品、(納豆、豆腐、おから)、海藻類、きのこ類、こんにゃくなどは、食物繊維が豊富で血中コレステロール値や血糖値を調整し、腸内の有害物質を体外に放出するなどの働きがあります。


これらは、カロリーも低いので、積極的に摂取することがいいでしょう。



青背の魚(さば、いわし、さんまなど)には、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という不飽和脂肪酸が含まれていて、コレステロール値を下げる働きがあります。




調理方法や味付けにおいては、ノンオイルのドレッシングを使うようにして、揚げ物よりも、網焼き、ゆでたもの、蒸し物にして、なるべく油を使わないようにします。


外食時においても、塩分やカロリーが高い食品は避け、アルコールの摂取にも気をつける、バランスが良い和食中心のメニュー選びが大切です。



同じ高脂血症でも、コレステロール値が高いタイプ、中性脂肪値が高いタイプ、どちらも値が高いタイプでは、食事療法の進め方が異なります。


コレステロール値が高い人は、コレステロール値を、中性脂肪値が高い人は中性脂肪を減らす治療を行います。また、高脂血症の進行の程度によって異なります。




それぞれ薬が違うだけでなく、食事療法の内容もことなるので、医師や栄養士の指導に従うことが大切です。