亀丸です。
北野天満宮のような、たくさんの人が集まっている神社では、私なんかにご利益はいただけないだろうと引け目を感じてしまいます。
人にあまり知られていない神社にこそ呼ばれている気がしてしまうのです。
※
京都に「復縁」専門の神社があるといいます。
その名は、櫟谷七野神社。
初見では読めませんが、「櫟谷七野神社」と書いて「いちいだにななのじんじゃ」と読みます。
占いと言えば復縁、というぐらい、毎晩のように復縁話を聞いている身としては、それは一度は拝んでおかねばならない神社です。
気候のいい5月に京都散策に行ってきました。
櫟谷七野神社は、けして大きな神社ではありません。
住宅地のなかにこっそりと隠れている神社です。
でも、存在感はすごくあります。
見つけたとき「おおっ」と思わず声が出てしまうほどでした。
ここなら、もしかしたら一か八かのものすごいことが起こるかもしれません。
場所は説明しづらいのですが、堀川今出川から少し北に行ったあたりです。
そもそもなぜこの神社が「復縁」にご利益があるといわれるかというと、宇多天皇の皇后のいわれがあるからです。
宇多天皇(うだてんのう)は、平安時代中頃の天皇です。
とても優秀だった天皇で、政治に積極的に携わり、あの菅原道真の頭の良さを見抜き抜擢したのはこの人です。
女性関係も積極的で、たくさんの側室がいて、多くの子を残しました。
これに苦しんだのが、皇后です。
天皇が他の女御のところに行ってしまい、自分のところにあまりやってこなくなったからです。
「どうしたら自分のことをもう一度愛してくれるようになるのだろうか」
毎晩のように皇后は悩み続けました。
ある晩、夢の中で春日大神からの神託を得ます。
「櫟谷七野神社の社前の白い石を三笠山の形に積み、祈願せよ」
皇后が神社に行き、社前の白い石で三角の山をつくり祈願すると、ふしぎなことに天皇の愛情が戻ったといいます。
それ以来、社前に白石を積めば、「復縁」や「浮気封じ」の願いが叶うといわれるようになりました。
神社の前には今でも白い小石が敷き詰められており、誰かが祈願したのでしょう、ピラミッド状に積み重ねられた小石の山がいくつもみられます。
亀丸も白い石を積んで、皆さんの願いが叶いますよう復縁祈願をしておきました。
まだあまり知られていない神社ですが、「復縁」や「浮気封じ」は多くの女性のニーズがあるご利益なので、安井金毘羅宮や御金神社のように急に人気になるかもしれません。
ちなみに、この白い石は、「縁切り」の効果もあるそう。
テレビでやってましたが、願をかけた白い石を、こっそり相手の女性の鞄や家の周囲などにまいておくと、縁が自然に切れていくとか。
関西圏に住んでいる人で謎の白い石が鞄から出てきたら、どこかの誰かに恨まれているかもしれません。
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