序盤では、会話が面白いなぁ~と思って読んでいたのですが、起のの後、それらしい承転がないまま、結になってしまった感じがしました(^^;
テレビの横に積んである本を一つひとつ確認していた時に見つけた『重力ピエロ』、カミサンが冒頭だけを読んで積んでおいたものらしい…読書メーターの感想・レビューで、良く見かける伊坂幸太郎という名前…淡い期待を持って手に取った作品は、序盤で会話の楽しさを感じさせてくれたものの、中盤以降の中弛み感が半端なく「途中で何度も読むのをやめようかな…」と思ってしまう程、私にとっては退屈な話だった。
『重力ピエロ』は、初めて読んだ伊坂さんの作品だったのだが、「不幸な出会い方だったのではないか」と心配になってしまうほど、感情移入できなかった。犯行の動機が弱いために魅力が半減してしまうミステリーは少なくないが、この物語に不足しているのは、ギミックにリアリティを与える必然性なのではないかと思う。紆余曲折する展開は、蛇足な感じがするし、登場する脇役たちにも存在感を感じることができず、「そうだったのか」と膝を打つ発見がなかった。
テレビの横に積んである本を一つひとつ確認していた時に見つけた『重力ピエロ』、カミサンが冒頭だけを読んで積んでおいたものらしい…読書メーターの感想・レビューで、良く見かける伊坂幸太郎という名前…淡い期待を持って手に取った作品は、序盤で会話の楽しさを感じさせてくれたものの、中盤以降の中弛み感が半端なく「途中で何度も読むのをやめようかな…」と思ってしまう程、私にとっては退屈な話だった。
『重力ピエロ』は、初めて読んだ伊坂さんの作品だったのだが、「不幸な出会い方だったのではないか」と心配になってしまうほど、感情移入できなかった。犯行の動機が弱いために魅力が半減してしまうミステリーは少なくないが、この物語に不足しているのは、ギミックにリアリティを与える必然性なのではないかと思う。紆余曲折する展開は、蛇足な感じがするし、登場する脇役たちにも存在感を感じることができず、「そうだったのか」と膝を打つ発見がなかった。