本との出会いは、師との出会い。

智慧は、先生から指導されて身につけるものではなく、自ら学ぶものです。ですから、先生が本であっても、生徒の意欲が高ければ、学習の成果が期待できます。書店には、素晴らしい先生方が、時代を超えて、いつでも待っています。

此処を訪れる皆さんに元気を貰ったり、あげたり、分かち合いたい

そのためには、私が、描くだけではなく、皆さんの話も聞きたい。

元気は独り占めしたら小さくなる、でも、分かち合ったら大きくなる

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 森先生の作品としては珍しく「私」という一人称の語りで始まり、謎めいた女性が描写される私好みの様式だ。読者を引き込む作品の特徴に「謎めいた登場人物の素性を知りたい。」という心理があるのではないだろうか~

 この物語は、目薬に異物が混入するという事件で始まるのだが、森先生は、その時々で話題になっている事件を取り入れているのかもしれない。他人ごとではないので、何か参考になる情報があるかな?

 あんなに引き込まれたS&Mシリーズと異なり、Vシリーズに続いて違和感ありまくりのGシリーズなのだが、とりあえず読み進めている。

 新たな刺客(テロリスト)も登場し、ありふれたミステリーのような緊張感も高まる「α」だが、お約束の叙述的な技が恥ずかしげもなくぶっこまれているところが森先生らしい…

 この巻では、犀川先生が登場し、近藤刑事を相手に、森博嗣版『嫌われる勇気』のような対話を繰り広げるシーンがあるのだが、 森先生が犀川先生の台詞を借りて語る哲学に触れると、ハリー・ポッターに登場するデスイータ―に生命力を吸い取られるような気持になってしまう。

 それにしても赤柳の素性・役割が曖昧で、増々謎だ…誰が何のためにということが分からないことが更なる混迷を深めて行く…

 

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 加部谷恵美、山吹早月、海月及介、赤柳初朗、そして雨宮純という、Gシリーズの主力メンバーをベンチに控えさせ、お転婆さが蘇る!?萌絵と犀川先生に国枝先生、反町愛、金子勇二を加えた場外乱闘!?が喧しい… 

 8日間かけて、ようやく読み終えたのに、今までに読んだどの森作品よりも、感想・レビューが書きにい『ηなのに夢のよう』、その理由は、私が、本編は、あくまで隠れ蓑で、登場人物たちが繰り広げる焦点をぼかした会話が、このシリーズの骨子なのだと感じるからであろう。

 第二章から後は、萌絵や犀川先生どころか瀬在丸紅子まで登場し、彼らの話題の中には、真賀田四季だけではなく、『朽ちる散る落ちる』で登場した纐纈苑子がテロリストとして話題になったり、今までのシリーズを手繰り寄せるような内容である。

 ところで、赤柳初朗と保呂草潤平は、どんな関係でしたっけ?『朽ちる散る落ちる』と『赤緑黒白』に登場する怪しい友人「蓬田」とは別人ですよね…

 いずれにしても、物語としては、とても面白いとは言いにくく、通常のミステリーなら明かされるはずのトリックも、例によって放置されたまま幕が閉じるあたりは、またしても森ワールドを繋ぎとめるための巻だという感じだった。

 

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 φ、θ、τ、と読み進め、ちょっと飽きてきたところで、趣向が異なるεに救われた、λでまたこの感じかぁ~と思って読み進めてゆくうち、少しずつ面白くなってきた。その理由は、犀川先生の登場?
 完全に施錠されていたT建設技術研究所で、近距離から銃で撃たれた四人の男の死体が発見された。四人とも歯がほとんど抜かれており、彼らのポケットには「λに歯がない」と記されたカードが入っていた。

 いきなり素性が分からない4人もの人が殺される。というある意味、独創的(・・? オープニングなので、引き込まれにくいのだが、読み進めるうちに少しずつ情報が増え、最後の方でようやく、四人の素性が明らかになり、誰が何のために四人を殺し、どのようにして密室を抜けていったかが明らかになってゆく。

 但し、その手がかりになるような情報は、例によって冒頭に仕込まれていたわけではなく、読者は、まるで捜査の進行を報道を通じて見守る傍観者のような疎外感を味わいながら追う立場に甘んじなければならない。

 φ、θ、τ、ε、そしてこのλで暗示されている謎があるはずなのだが、個々の事件が繋がり、その謎が解かれるのは、何時になるのだろう(・・?

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 虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) >> 『εに誓って』も途中なのに読み始めてしまった『虚空のマトリクス』断然、こっちの方が、私好みだぁ~

 Gシリーズを『φは壊れたね』『θ(シータ)は遊んでくれたよ』『τになるまで待って』と読み進め、『εに誓って』にちょっとだけ触れたところで脱線して、手に取った『虚空の逆マトリクス』…タイトルの通り、読者が語り手に連れられて彷徨う世界は、まるで映画マトリクスのような虚空でした…これが現実になったら、経済活動はどうなるのだろう?と、疑問を浮かべながら、森先生ならではなの物語を味わいます。

 この「少ない情報というピースを嵌めながら自分なりに背景を組み立てて行かなければならない」という不安な作業を、好きになれるか、好きになれないかが、森先生の作品を読み続けることができるか、できないかの境目なのだと思います。

 この『虚空の逆マトリクス』のノベルズ版が発行されたのは、2003年、映画マトリックスが日本で公開されたのは、1999年ですから、やはり「トロイの木馬」は、映画マトリックスから影響を受けているのでしょうね。

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 φ,θ,τに比べると,森先生としては,新しい設定の舞台で,面白さを感じますが,相変わらずの中弛み感^^;

 山吹と加部谷が乗ったバスがジャックされてしまう、という設定とトリックは新しい感じで期待が膨らんですが、現場と連絡を受けた萌絵たちとの二元中継のためか緊迫感が乏しいと思いました。道中トリックを暗示する記述があったのかもしれませんが、それに気が付かなかった私は「何だ、そういうこと」と悔しさを隠すのでした。

 森先生は「ミステリィは読者のレベルとのバランスによって、面白くもなりつまらなくもなる」というようなことを書いていた記憶がありますが、Gシリーズは私よりレベルの高い読者を想定した作品なのでしょうか?だとしたら増々残念かも…

 今回は、叙述トリックの名手(・・? 森先生としては、アンフェアではなかったですよね(?_?) そういう意味ではやられても、巧いなぁ~と感心せざるを得ませんでした('◇')ゞ 設定がとても良いので、もう少しハラハラさせていただければ、完璧だったと思います(^^♪

 とりあえず、4巻まで読んだわけですけれども、このままのペースだとすると、ちょっと辛いかも(・_・;)

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2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:911ページ
ナイス数:739ナイス

τになるまで待って (講談社ノベルス)τになるまで待って (講談社ノベルス)感想
Gシリーズも3巻目で、いよいよ森先生得意の建物ものかぁ~(・・?と期待したのですが、φ、θに勝るとも劣らない(?_?)裏切られた感に溢れる作品でしたヾ(- -;)。今までに登場した建物トリックは、バカバカしい仕掛けながらもスケールの大きさがあり、感心しましたが、今回の仕掛けはチープ過ぎて悲しくなるほどでした。所々に真賀田四季の名前が散りばめられ、情緒もへったくれもありません。Gシリーズのコミカルな主役たちも、萌絵や犀川先生に留まらず、睦子叔母までが登場して場を乱してしまっては、影が薄くなってしまうのです。
読了日:7月26日 著者:森博嗣
Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)感想
『φは壊れたね』よりも更に静かに進み、最後まで盛り上がることなく、幕を閉じた『θは遊んでくれたよ』。前半は、すっかり落ち着いてしまった萌絵の視点で進行し、ラブちゃんや国枝先生に加えて、何故か逆に落ち着かない状態の犀川先生まで登場するという豪華なキャスティングだが、『φは壊れたね』で初登場した面々は、影を潜めている。前作と同様に海月君の推測として暴かれる真相が、場所こそ違うが、断崖絶壁で犯人を追い詰めるミステリードラマのような感じがした。おそらく、まだ、これから繰り広げられる世界へのいざないの巻なのだろう。
読了日:7月21日 著者:森博嗣
Φは壊れたね (講談社ノベルス)Φは壊れたね (講談社ノベルス)感想
Gシリーズのオープニングに当たる『φは壊れたね』を読了しました。改めて読んでも全く色あせない森先生入魂の作品『すべてがFになる』、それに対して個性的な登場人物たちに違和感ありまくりの『黒猫の三角』と比較すると、落ち着いた性格と思われる山吹の視点を中心に描かれる物語は、終始一貫して静かに進行します。「もしかしたら本格推理?」という言葉が浮かびましたが、やはり叙述と言っても良いギミックがありました。おそらく森先生が書きたかったことは、エピローグに集約されており、それは考えさせられるテーマだとおもうのですが…
読了日:7月4日 著者:森博嗣

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 Gシリーズも3巻目で、いよいよ森先生得意の建物ものかぁ~?と期待したのですが、『Φは壊れたね』『Θ(シータ)は遊んでくれたよ』に勝るとも劣らない(?_?)裏切られた感に溢れる作品でした。

 S&Mシリーズ、Vシリーズに登場した、建物を使ったトリックは、バカバカしい仕掛けながらもスケールの大きさがあり、感心しましたが、今回の仕掛けはチープ過ぎて悲しくなるほどでした。

 所々に真賀田四季の名前が散りばめられ、情緒もへったくれもありません。Gシリーズのコミカルな主役たちも、萌絵や犀川先生に留まらず、睦子叔母までが登場して場を乱してしまっては、影が薄くなってしまうのです。

 結局、この物語の水面下にも四季の姿が見え隠れしているみたいですね。類まれな頭脳を持った四季が、常識では理解できない価値観を持っていて、何を求めて行動しているのか?それが謎だとしたら、凄いのかもしれませんけど(・・?

 私は、今『εに誓って』を読み始めたところなのですが、出勤するときに鞄に入れるのを忘れてしまい、バックアップ(・・?用に鞄に入れておいた『虚空の逆マトリクス』に手を出しました。私の好みは、断然『虚空の逆マトリクス』の方です。設定がよくわからない不安感から、背景を掴みたいという気持ちに突き動かされます。


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 物語と概念とのギャップが増々広がっているような気もするが、それすらも伏線?と戸惑うようなところもある。ぐいぐいよませるようなところがなく、淡々と進行する時間に、驚愕の展開が訪れることがあるのだろうか?

 『φは壊れたね』よりも更に静かに進み、最後まで盛り上がることなく、幕を閉じた『θは遊んでくれたよ』。前半は、すっかり落ち着いてしまった萌絵の視点で進行し、ラブちゃんや国枝先生に加えて、何故か逆に落ち着かない状態の犀川先生まで登場するという豪華なキャスティングだが、『φは壊れたね』で初登場した面々は、影を潜めている。前作と同様に海月君の推測として暴かれる真相が、場所こそ違うが、断崖絶壁で犯人を追い詰めるミステリードラマのような感じがした。おそらく、まだ、これから繰り広げられる世界へのいざないの巻なのだろう。

 θに続く、τは、森先生が得意?な、建物を舞台にしたミステリーのようです。期待してよいかな(^^♪ また、τには、真賀田四季の名前が出てきて、この先どうなのでしょうね(・・?って感じです。

 既に『χの悲劇』が上市されておりますが、とりあえず『キウイγは時計仕掛け』までそろえたので、全てにブックカバーを装着し準備万端にしました!


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 S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズを読破して、ようやくGシリーズに辿り着きました。この旅は、いつまで続くのやら(・・?

 Gシリーズのオープニングに当たる『φは壊れたね』を読了しました。Vシリーズや四季シリーズでは、独特のスタイルに抵抗を感じましたが、Gシリーズは、普通で、読みやすいです。

 改めて読んでも全く色あせない森先生入魂の作品『すべてがFになる』、それに対して個性的な登場人物たちに違和感ありまくりの『黒猫の三角』と比較すると、落ち着いた性格と思われる山吹の視点を中心に描かれる物語は、終始一貫して静かに進行します。
 「もしかしたら本格推理?」という言葉が浮かびましたが、やはり叙述と言っても良いギミックがありました。おそらく森先生が書きたかったことは、エピローグに集約されており、それは考えさせられるテーマだとおもうのですが…

 おそらく、このシリーズの見どころの一つは、登場人物の成長なのだと思いますが、実は、φに続く、θを途中まで読んで、意欲が減衰してしまいました。読みたいという気持ちが高まってきたら、再開したいと思います。


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 非常に難解であるが、良い本を読んだという余韻があり、それを胸に抱いて自分自身の人生を強く歩き出せるような気がする内容だった。

 四季が感じた父の匂い…四季が聞いた犀川創平の声…四季は、創平を「回転は遅いが、指向性が卓越し、客観性が抜群で(自分のように)いろいろな人格を持った、自分とよく似たアーキテクチュアだ」と評した。そう言えば、唯一『すべてがFになる』の第7章の7に、犀川の中の一番計算の速い一番原始的な人格が浮上するシーンがあったが、犀川も四季のように複数の人格を持つのだろうか?、

 四季は、比類ないほど回転の速い頭脳を持っているが、一方でその能力を持て余しているように見えるが、犀川は、あえて頭脳の回転を抑える人格に意識を支配させることによって、四季が評価するような指向性、客観性を高め、意図的に決断を先送りし、社会に影響を与えない生き方を選択しているようにすら思えた。

 ここに描かれた世界は、私にとって、とても分りにくく、何故、このような筋なのか、このような表現なのか、と疑問がいっぱいだったが、、それは、森先生が執筆を続けるうちに、その文章が、読者に向けられたものだけではなく、ご自身の疑問を登場人物に託したものに変容していったからではないか?と思った。

 しかしながら、読了後の爽快感はなく、続きに自分の人生に接ぎ木して、育てていけそうな気がする読後感が味わえた。


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