本との出会いは、師との出会い。

智慧は、先生から指導されて身につけるものではなく、自ら学ぶものです。ですから、先生が本であっても、生徒の意欲が高ければ、学習の成果が期待できます。書店には、素晴らしい先生方が、時代を超えて、いつでも待っています。

此処を訪れる皆さんに元気を貰ったり、あげたり、分かち合いたい

そのためには、私が、描くだけではなく、皆さんの話も聞きたい。

元気は独り占めしたら小さくなる、でも、分かち合ったら大きくなる


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 森博嗣先生のサーガを堪能するために、今後のロードマップを描いておきたいと思います。

 Gシリーズ、Xシリーズまでは、私の頭で理解できそうなのですが、百年シリーズ、Wシリーズになると、もう、ついていけないかしれません。

2013/11/7

2014/6/5

2014/11/6

2016/5/7

2015/10/20

2016/1/19

2016/6/21

 

2004/1/28

2005/5/28

2016/7/15

 

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 ラジオの似合う夜〉〉この物語は(私にとっては退屈だった)Vシリーズ十巻を読み遂げたことに対するご褒美だった…いや,あの十巻は,この物語を堪能するための序章だった…と言っても良いぐらいだ…

 …森先生は,とてもエレガントな大人のためのラブ・ストーリーを描ける人だった…

 この作品を読んで改めて、森先生は素敵だと思いました。その理由は色々ありますが、その中の一つは、とても自然体で、誰かに評価されようという力みが全く感じられないところです。だから読者もリラックスして森先生の描いた絵の中に入って行けるのだと思います。

 Vシリーズの『恋恋蓮歩の演習』を読んだときにも感じたことですが、森先生は、人間の醜い部分と対比させなくても、人間の美しい部分を輝かせることが出来る作家さんです。もしかしたら、運命を引き寄せようとすることもなく、運命を拒むこともないような生き方が、最も人間らしく美しい生き方なのかもしれません。しかし、当然のことながら、そのような生き方も、誰かに支えられていることを忘れてはいけないのだと思いました。

 「ラジオの似合う夜」が素敵な理由は、語り手が自分に対してとても客観的だからだと思います。それは、とりもなおさず、森先生が、自分に対して客観的な人だということだと思います。そして、読者は語り手が翳す鏡に自分の姿を映し、美しいところはもちろん、醜いところも受け入れることができるのです。

 「ラジオの似合う夜」に登場するX・Jという女性、そして、もう一人の女性、さらに、直接登場しない女性、いずれも、とても魅力的に描かれています。森先生は、どの女性が最も好きだったのでしょうか? いや、この疑問は、愚問ですね。きっと、その時、目の前にいた女性、または、脳裏に浮かんだ女性が、その時、最も大切な女性だったはずです。

 2話目の『檻とプリズム』は、あまりピンとこない作品でしたが、森先生は、時々このような物語を描くことで、ご自身の中の毒を排出しているのかもしれませんね^^;

 証明可能な煙突掃除人>>この作品は、森先生らしいオチが楽しめる作品ですね…実際にこんなことが起こったら、どうなってしまうのか分かりませんが…

 巻末の「ライ麦畑で増幅し」も、私にとってとても嬉しい物語でした。これは『イナイ×イナイ』が刊行された'07/5に初出した話ですが、Xシリーズの3巻目に当たる『タカイ×タカイ』までを読み終えたこのタイミングで出会えたことで、よりしっとりした感動を味わえました。森先生は、このようなサプライズを演出することがとても上手く、読者は期待していなかったギフトのリボンを解く度に目頭を熱くしてしまうのです。

 S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズ、Gシリーズ、そしてXシリーズ…森先生の壮大なサーガに寄り添う短編集たちは、卵をタップリ含んだフレンチトーストのように、しっとりした味わいがありました。

 そういえば、Gシリーズの主力メンバ(山吹、加部谷、海月)と真打ち?萌絵に加え叔母様まで登場する「刀之津診療所の怪」も楽しい作品です。謎の医師は、誰なのか(最後に分りますが)、そこに現れる謎の男は誰なのか(私は特定に至っておりません)…まだ、謎が残っていることを思い出してしまいました('◇')ゞ

 

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 森先生の作品としては、読みやすい(・・? Xシリーズですが、今回は森先生らしさも加わって更に面白かったかも♪

 『タカイ×タカイ』は、Xシリーズのスリリングさに、森先生らしい建築的なトリックを加えたスキのない作品でした。更に「最後をエレガントに成長した萌絵が締める」というゴージャスな展開です。物語の中では飲み物を残す萌絵ですが、読者はフルコースをデセールまで楽しんだという満足感と萌絵の粋なかはらいによる後味の良さが得られます。

 Xシリーズで登場したメインキャラであるはずの、鷹知、小川、真鍋も、凡人?らしい可愛らしさがあり、中々いいを味出していますが、今の萌絵に太刀打ちできるのは、もはや犀川先生か四季だけなのではないか?という感じです。ところで、森先生は、Xシリーズで何をしたかったの?

 続編である『ムカシ×ムカシ』と『サイタ×サイタ』は、まだまだ、講談社ノベルスじゃないと読めないみたいですね…それでは、先ず『レタスフライ』を読んで、次に『キウイγは時計仕掛け』を読んで、更に『スカイ・クロラ』を読みましょう。

 

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 Gシリーズの『キウイγは時計仕掛け』よりも、この『イナイ×イナイ』と『キラレ×キラレ』を先に読んだ方が良いという情報をいただき、Xシリーズに突入いたしました。

 今まで慣れ親しんだ登場人物の名前が無い!と不安になったところで、椙田さんを発見したので、とりあえず読み始めました。昔々読んだ、宮本輝さんの作品のような、湿った感じや、近藤史恵さんの『薔薇を拒む』のような耽美な香りがして、久しぶりに結構な急ぎ足で読み進めています^^;

 また、Gシリーズは、ギリシャ文字による各巻の繋がりや、インターネットからの勧誘が疑われる連続自殺、背景に横たわる宗教の影など、社会問題との関係を感じさせる物語ですが、Xシリーズは、小さく閉じだ世界で起こる奇怪な事件を扱ったものようです。

 そして、それは、読者が感じた通りのものなのか、それとも壮大な物語に繋げるために、読者を欺く表向きだけのものなのか、現時点では分かりません。いずれにしても、主人公たちに直接危険が降りかからないGシリーズに比べ、緊張感とスピード感が加わった展開が手軽に楽しめます。徐々にキャラクターも際立ってゆくはずです。

 

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2016年8月の読書メーター

2016年8月に読んだ本の数は6冊『虚空の逆マトリクス』に始まって『εに誓って・λに歯がない・ηなのに夢のよう・目薬αで殺菌します・ジグβは神ですか』と今月も森博嗣三昧でした。読んだ頁数1896、頂いたナイス725!一覧はこちら→ http://bit.ly/1pcSnq4

ジグβは神ですか (講談社ノベルス)ジグβは神ですか (講談社ノベルス)感想
赤柳が、保呂草の知り合いで、Vシリーズの『夢・出逢い・魔性』で登場した探偵と同一人物であることが判明する巻、私にとっては、βと真賀田四季との関係よりも、彼らの繋がりの方が、身近な感じがして興味深い。それにしてもGシリーズは「起」の章が延々と続いているような物語で、事件のHowが明かされないまま終わるので、スッキリしない。まあその分、砂羽が水野に、海月が加部谷に、椙田が水野に対して語る宗教についての考察が、それに傾倒しやすい者の心理を客観的に把握するために役立つツールとして提供される。事件は脇役なのだ。

読了日:8月31日 著者:森博嗣


目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)感想
新たな刺客(テロリスト)も登場し、ありふれたミステリーのような緊張感も高まる「α」だが、お約束の叙述的な技が恥ずかしげもなくぶっこまれているところが森先生らしい…この時点で犀川先生が登場し、近藤刑事を相手に、森博嗣版『嫌われる勇気』を繰り広げるのだが、 森先生が犀川先生の台詞を借りて語る哲学に触れると、デスイータ―に命を吸い取られそうになるハリーのような気持になってしまうのは、私だけだろうか?それにしても赤柳の素性・役割が曖昧で、増々謎だ…誰が何のためにということが分からないことが更なる混迷を深めて行く…

読了日:8月26日 著者:森博嗣


ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)感想
昨日('16/8/19)読み終わったのに、感想・レビューが書きにくい『ηなのに夢のよう』、加部谷、山吹、海月、赤柳、雨宮と、Gシリーズの主力メンバーをベンチに控えさせ、お転婆さが蘇る!?萌絵と犀川先生に国枝先生、反町、金子を加えた場外乱闘!?が喧しい… 本編は、あくまで隠れ蓑で、登場人物たちが繰り広げる焦点をぼかした会話が、このシリーズの骨子なのだろう。しかしながら、仮にそうだとしても、物語としては、面白いとは言いにくく、通常のミステリーなら明かされるはずのトリックも、例によって放置されたまま幕が閉じる…
読了日:8月19日 著者:森博嗣


λに歯がない (講談社ノベルス)λに歯がない (講談社ノベルス)感想
完全に施錠されていたT建設技術研究所で、近距離から銃で撃たれた四人の男の死体が発見された。四人とも歯がほとんど抜かれており、彼らのポケットには「λに歯がない」と記されたカードが入っていた。少しずつ情報が増え、誰が何のために四人を殺し、どのようにして密室を抜けていったかが明らかになってゆく。但し、その手がかりは例によって冒頭に仕込まれていたわけではなく、読者は、まるで捜査の進行を報道を通じて見守る傍観者のような疎外感を味わう。φ、θ、τ、ε、そしてこのλに暗示された謎が解かれるのは、何時なのだろう(・・?
読了日:8月11日 著者:森博嗣


εに誓って (講談社ノベルス)εに誓って (講談社ノベルス)感想
山吹と加部谷が乗ったバスがジャックされてしまう、という設定とトリックは新しい感じで期待が膨らんだが、現場と連絡を受けた萌絵たちとの二元中継のためか緊迫感が乏しかった。道中トリックを暗示する記述があったのかもしれないが、それに気が付かなかった私は「何だ、そういうこと」と悔しさを隠すのであった。森先生は「ミステリィは読者のレベルとのバランスによって、面白くもなりつまらなくもなる」というようなことを書いていた記憶があるが、Gシリーズは私よりレベルの高い読者を想定した作品なのだろうか?だとしたら増々残念かも…
読了日:8月6日 著者:森博嗣


虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (講談社文庫)虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (講談社文庫)感想
Gシリーズを、φ、θ、τと読み進め、εにちょっとだけ触れたところで逸れて手に取った『虚空の逆マトリクス』…タイトルの通り、読者が語り手に連れられて彷徨う世界は、まるで映画マトリクスのような虚空だった…これが現実になったら、経済活動はどうなるのだろう?と、疑問を浮かべながら、森先生ならではなの物語を味わう。この少ない情報というピースを嵌めながら自分なりに背景を組み立てて行かなければならないという不安な作業を、好きになれるか、なれないかが、森先生の作品を読み続けることができるか、できないかの境目なのだと思う。
読了日:8月2日 著者:森博嗣

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 芸術家の一人が全裸で棺に入れられ、ラッピングを施された状態で殺されているのが発見される。というとこで、ありふれた推理小説的な展開を期待しましたが、また、裏切られました^^;

 赤柳は、実は、保呂草の知り合いで、Vシリーズの『夢・出逢い・魔性』で登場した探偵と同一人物であることが判明する巻(・・? 私は、Gシリーズに入って登場した、赤柳という探偵の正体が、ずっと気になっていたので、「β」という文字が象徴する人物と、真賀田四季との関係よりも、赤柳と保呂草との繋がりの方が、身近な感じがして興味深かった。

 「あれ、水野ってほんとに稲沢でしたっけ?25年ぶりという情報だけでは断定できないと思っていました。」というご指摘もありますが、識者の皆さまのご感想は(・・?

 それにしてもGシリーズは「起」の章が延々と続いているように感じる物語で、いつも事件のHow(どのようにして)が明かされないまま終わるので、スッキリしない。まあその分、この作品では、砂羽が水野に、海月が加部谷に、椙田が水野に対して語る宗教についての考察が、それに傾倒しやすい者の心理を客観的に把握するために役立つツールとして提供されるので、良しとしよう。きっと事件はあくまで脇役で、主役はこちらのほうなのだろう。

 

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 森先生の作品としては珍しく「私」という一人称の語りで始まり、謎めいた女性が描写される私好みの様式だ。読者を引き込む作品の特徴に「謎めいた登場人物の素性を知りたい。」という心理があるのではないだろうか~

 この物語は、目薬に異物が混入するという事件で始まるのだが、森先生は、その時々で話題になっている事件を取り入れているのかもしれない。他人ごとではないので、何か参考になる情報があるかな?

 あんなに引き込まれたS&Mシリーズと異なり、Vシリーズに続いて違和感ありまくりのGシリーズなのだが、とりあえず読み進めている。

 新たな刺客(テロリスト)も登場し、ありふれたミステリーのような緊張感も高まる「α」だが、お約束の叙述的な技が恥ずかしげもなくぶっこまれているところが森先生らしい…

 この巻では、犀川先生が登場し、近藤刑事を相手に、森博嗣版『嫌われる勇気』のような対話を繰り広げるシーンがあるのだが、 森先生が犀川先生の台詞を借りて語る哲学に触れると、ハリー・ポッターに登場するデスイータ―に生命力を吸い取られるような気持になってしまう。

 それにしても赤柳の素性・役割が曖昧で、増々謎だ…誰が何のためにということが分からないことが更なる混迷を深めて行く…

 

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 加部谷恵美、山吹早月、海月及介、赤柳初朗、そして雨宮純という、Gシリーズの主力メンバーをベンチに控えさせ、お転婆さが蘇る!?萌絵と犀川先生に国枝先生、反町愛、金子勇二を加えた場外乱闘!?が喧しい… 

 8日間かけて、ようやく読み終えたのに、今までに読んだどの森作品よりも、感想・レビューが書きにい『ηなのに夢のよう』、その理由は、私が、本編は、あくまで隠れ蓑で、登場人物たちが繰り広げる焦点をぼかした会話が、このシリーズの骨子なのだと感じるからであろう。

 第二章から後は、萌絵や犀川先生どころか瀬在丸紅子まで登場し、彼らの話題の中には、真賀田四季だけではなく、『朽ちる散る落ちる』で登場した纐纈苑子がテロリストとして話題になったり、今までのシリーズを手繰り寄せるような内容である。

 ところで、赤柳初朗と保呂草潤平は、どんな関係でしたっけ?『朽ちる散る落ちる』と『赤緑黒白』に登場する怪しい友人「蓬田」とは別人ですよね…

 いずれにしても、物語としては、とても面白いとは言いにくく、通常のミステリーなら明かされるはずのトリックも、例によって放置されたまま幕が閉じるあたりは、またしても森ワールドを繋ぎとめるための巻だという感じだった。

 

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 φ、θ、τ、と読み進め、ちょっと飽きてきたところで、趣向が異なるεに救われた、λでまたこの感じかぁ~と思って読み進めてゆくうち、少しずつ面白くなってきた。その理由は、犀川先生の登場?
 完全に施錠されていたT建設技術研究所で、近距離から銃で撃たれた四人の男の死体が発見された。四人とも歯がほとんど抜かれており、彼らのポケットには「λに歯がない」と記されたカードが入っていた。

 いきなり素性が分からない4人もの人が殺される。というある意味、独創的(・・? オープニングなので、引き込まれにくいのだが、読み進めるうちに少しずつ情報が増え、最後の方でようやく、四人の素性が明らかになり、誰が何のために四人を殺し、どのようにして密室を抜けていったかが明らかになってゆく。

 但し、その手がかりになるような情報は、例によって冒頭に仕込まれていたわけではなく、読者は、まるで捜査の進行を報道を通じて見守る傍観者のような疎外感を味わいながら追う立場に甘んじなければならない。

 φ、θ、τ、ε、そしてこのλで暗示されている謎があるはずなのだが、個々の事件が繋がり、その謎が解かれるのは、何時になるのだろう(・・?

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 虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) >> 『εに誓って』も途中なのに読み始めてしまった『虚空のマトリクス』断然、こっちの方が、私好みだぁ~

 Gシリーズを『φは壊れたね』『θ(シータ)は遊んでくれたよ』『τになるまで待って』と読み進め、『εに誓って』にちょっとだけ触れたところで脱線して、手に取った『虚空の逆マトリクス』…タイトルの通り、読者が語り手に連れられて彷徨う世界は、まるで映画マトリクスのような虚空でした…これが現実になったら、経済活動はどうなるのだろう?と、疑問を浮かべながら、森先生ならではなの物語を味わいます。

 この「少ない情報というピースを嵌めながら自分なりに背景を組み立てて行かなければならない」という不安な作業を、好きになれるか、好きになれないかが、森先生の作品を読み続けることができるか、できないかの境目なのだと思います。

 この『虚空の逆マトリクス』のノベルズ版が発行されたのは、2003年、映画マトリックスが日本で公開されたのは、1999年ですから、やはり「トロイの木馬」は、映画マトリックスから影響を受けているのでしょうね。

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