本との出会いは、師との出会い。

智慧は、先生から指導されて身につけるものではなく、自ら学ぶものです。ですから、先生が本であっても、生徒の意欲が高ければ、学習の成果が期待できます。書店には、素晴らしい先生方が、時代を超えて、いつでも待っています。

此処を訪れる皆さんに元気を貰ったり、あげたり、分かち合いたい

そのためには、私が、描くだけではなく、皆さんの話も聞きたい。

元気は独り占めしたら小さくなる、でも、分かち合ったら大きくなる


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6月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1491
ナイス数:526

タテ社会の人間関係 (講談社現代新書)タテ社会の人間関係 (講談社現代新書)感想
「’17/6/28出光の株主総会で、創業家が"昭シェルとは企業文化が異なる"ことなどを理由に合併反対の考えを示した」これも「成員の全面的参加、家族ぐるみの雇用関係、ウチのもの意識などタテの関係、序列意識、場を強調する日本の組織」と、ロイヤル・ダッチ・シェル(オランダとイギリスの企業)傘下の日本法人「昭シェル」が持っていると思われる欧米的「ヨコ」につながる階層的な文化との違いを危惧してのことだろうか?この本が提出している世界は、私たちが普段から意識的または無意識的に順応してしまっている日本の社会であった。
読了日:06月27日 著者:中根 千枝


いいデザイナーは、見ためのよさから考えない (星海社新書)いいデザイナーは、見ためのよさから考えない (星海社新書)感想
この本は、かつてプロダクト・デザイナーの端くれだった私が、当時常々感じていたことを代弁してくれています。デザインは、消費者の感性に働きかけたり、行動を変容させたり、時には社会の嗜好にすら影響を与える力を持っているわけですが、大事なことは「デザインは、物事がどうあるべきか」ということを熟慮することであり「デザインは、物事をシンプルに、わかりやすく、使いやすく、安全にするための創造的なヒント」であるということです。世の中には様々な思考体系がありますが、デザイン思考は、今までにない強力な突破口になると思います。
読了日:06月24日 著者:有馬 トモユキ


創るセンス 工作の思考 (集英社新書 531C)創るセンス 工作の思考 (集英社新書 531C)感想
珍しく?森先生が危機感を持っているように見える。アナログからデジタルへの転換によって生じたギャップが、技術の神髄や技術の核心的「センス」の伝承を阻み、「何が問題の本質なのか」をつかみ損ねた現場で「どうして上手くいかないのか」という問題が起こっているのだ。「考える工作」のプロセスでしか生まれない「もの作りのセンス」が図面通りに作らされるという労働によって、失われたのだ。工作という行為と共に失われたのは「人間の凄さ」である。「人間の凄さ」は、周囲の人に影響を与え、組織の文化や卓越した技術集団をつくるのだ。
読了日:06月24日 著者:森 博嗣


なぜ働くのか (TEDブックス)なぜ働くのか (TEDブックス)感想
ラカンを紐解くための本を探すために寄った、ららぽーと柏の葉KaboSで、私をレジに向かわせたのは『なぜ働くのか』というタイトルの本でした…そうです、私は決して「働きたくない…」と思っているわけではないのですが、私の無意識は、働く意味について、より強靭な価値観を求めていたのです。結論から言うと、そんなものは、そう簡単に見つかりません。しかし、少なくとも、私が期待している方向は、そんなに間違っていないという確信は得られました。そして、その方向は、社会にしみ込んだイデオロギーとは逆向きであることも分かりました。
読了日:06月14日 著者:バリー・シュワルツ


テレビは見てはいけない (PHP新書)テレビは見てはいけない (PHP新書)感想
栞代わりに挟まれていた、地元スーパーのレシートから、4月に買って読みかけだったものと推測される。後から手に入れて先に読み終えた『苫米地式「幸せ脳」のつくり方』に、この本のことが書かれていたので、続けて読み終えた。副題に「脱・奴隷の生き方」とあるように「私たちは、親・教育・"新聞やテレビなどのメディア"・国家」などに洗脳された世界で生きている」という。そして「どうすればメディアの"洗脳"から解放され、自分自身の人生をとりもどすことができるか、できるかぎり分かりやすく説明することを心がけてまとめた」とのこと…
読了日:06月11日 著者:苫米地 英人


苫米地式「幸せ脳」のつくり方-「本当の自由」を手に入れる いちばん簡単な方法 (East Press Business)苫米地式「幸せ脳」のつくり方-「本当の自由」を手に入れる いちばん簡単な方法 (East Press Business)感想
苫米地英人さんは「自分という概念・自我・幸せというのは、幻想でしかない。目の前にある世界も、すべて脳に写った情報にすぎない。不幸せな状態も幻想なのだから、何も思い悩む必要はない」逆に「すべては幻想なのだから、どんなことでも幸せと感じれるはず…つねに幸せだと思っていると、幸せなことしか見えなくなる」と書いています。図解や大事?な部分を赤文字化するなど、著者と編集者は分かりやすさを意識しているのかもしれませんが、相変わらず、わざと極端な比喩を使っているような感じも…実は苫米地さんの本に慣れている読者向けかも?
読了日:06月11日 著者:苫米地 英人


フロイト―その思想と生涯 (講談社現代新書 383)フロイト―その思想と生涯 (講談社現代新書 383)感想
私が精神分析に出会ったのは、20代の頃なので、かれこれ30年以上の歳月が流れてしまったのだが、この本を読んで「もっと早く出会いたかった」と思わずにはいられなかった…その理由は、訳者の言葉に要約されている…「精神分析の理論はフロイト自身の体験と密接に関連しているので、フロイトの伝記を無視しては了解しにくい。本書は、一貫して、精神分析の成立の過程をフロイト自身と結びつけて小説風に明らかにしている。著者が(精神分析)の専門家でないために、かえって精神分析全般を、だれにでもわかるように述べることに成功している。」
読了日:06月03日 著者:ラッシェル・ベイカー

読書メーター

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5月の読書 読んだ本の数:4


ソーシャルインフルエンス 戦略PR×ソーシャルメディアの設計図 (アスキー新書)ソーシャルインフルエンス 

戦略PR×ソーシャルメディアの設計図 (アスキー新書)感想



 多くの人に(商品やサービスを)購入してもらうためには、消費者の「他人ゴト」を「自分ゴト」→」仲間ゴト」→」世の中ゴト」へと変える必要がある。消費者の間にある「こんなことをしたい」「こんなものがほしい」といった空気から「戦略PR」で「カジュアル世論」を形成し、消費者に「気づき」を与え、「買う理由ができた状態」の消費者に、「あなたが探している商品はこれではないですか?」と解決策を広告で示すという連携がある。ソーシャルメディアこそが、これからの最大のパートナーであり、ソーシャルインフルエンスの本領が発揮される。


読了日:05月27日 著者:本田哲也,池田紀行



私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)感想




 「平野啓一郎さんは、心理学者でも精神科医でもなく一人の小説家である…」平野さんは私たちが「他者から本質を規定されて自分を矮小化されることを恐れている」と書いている。
 私たちは、コミュニケーションを交わす相手ごとに、その相手にフィットした自分の中の「分人」を発動させ、適応することによって、人間関係を円滑にし、人生を楽しんでいる。平野さんは、世間から小説家と規定されているが、この本で「分人」という単位を提案する姿は、紛れもない心理・精神の探求者であり、私は、大きなパラダイムシフトの兆しを予感します。


読了日:05月13日 著者:平野 啓一郎



ロジカル・ライティング (日経文庫)ロジカル・ライティング (日経文庫)感想




 ’98年にIBMに入社し、最終的に研修部門の部門リーダーを務め、’13年に独立された清水久三子さんによる著書。コンテクストの異なる人が集まるグローバル企業で人材開発に携わり、在職中にも執筆活動を開始されていた清水さんの文章は、まさにロジカル・ライティングで、たった200頁の本の中に、目標を達成するために必要なビジネススキルが、ライティングという枠組みを超えて収まっている。
 資料作成、プレゼンテーションなどコミュニケーションスキルを磨きたい新入社員から新人教育に携わる方まで、広く薦められる良書だと思います。


読了日:05月09日 著者:清水 久三子



ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果感想




 千葉県から出なかったGW…4日に買った『ワン・シング』を読み終えました。また明日から仕事に出かけなければならない自分と読メの皆さんに、著者からのメッセージを届けたいと思います(気に入った人は、本を買ってね♪)。
 「一足飛びに目標にたどり着けるわけではない。毎日、毎週、毎年【一つのこと】に従って生きることで生じる弾みによって、非凡な人生を築くことができるのだ。」※【一つのこと】とは、あなたの求める大部分のものをもたらす少数の選り抜きの活動で、成功の核となるものであり、目覚ましい成果を目的とした出発点のこと…


読了日:05月07日 著者:ゲアリー・ケラー,Gary Keller,ジェイ・パパザン,Jay Papasan

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2017年4月の読書メーター…佐藤 優さんの『嫉妬と自己愛-「負の感情」を制した者だけが生き残れる (中公新書ラクレ)』に収められている佐藤 優さんと斎藤 環先生との対談を読んだことを切っ掛けに、ジャック・ラカンに引き込まれた4月でした('◇')ゞ
読んだ本の数:13読んだページ数:2934ナイス数:987


脳が壊れた (新潮新書)脳が壊れた (新潮新書)感想著者の鈴木大介さんは、ここ十年来、虐待や貧困といった環境的理由でドロップアウトし、犯罪行為に手を染めてしまった若者など、社会的に発言の機会が与えられない弱者を取材してきた記者だ。そんな鈴木さんが脳梗塞に襲われたのは、2015年の初夏、41歳の時であった…鈴木さんは、脳梗塞によって失われたものに対峙する最中で、自分の症状が「多大な不安とストレス中で神経的疲労を蓄積させ、認知判断力や集中力が極端に落ちた弱者の状態」と合致することに気づき、プロの取材記者として、自分の体験を文書として客観的に記録するのであった…読了日:04月30日 著者:鈴木 大介


レジリエンス入門: 折れない心のつくり方 (ちくまプリマー新書)レジリエンス入門: 折れない心のつくり方 (ちくまプリマー新書)感想物理用語の「外圧による歪み」という意味の「ストレス」に対して「レジリエンス」は、その歪みを跳ね返す力です。嫌なこと、辛いこと、悲しいことを経験すると私たちはへこんだり、途中で挫けそうになったり、落ち込んだりします、そんな嫌な気分をもとの正常な状態に戻す力です。レジリエンスは、視点を増やすことによって鍛えられ、強化する過程で一生の財産となる「グリット(遠いゴールに向かって興味や情熱を失わず、とてつもない長期にわたって、継続的に努力し続けることによって、物事を最後までやり遂げる力)」も手にすることができます。読了日:04月27日 著者:内田 和俊


ハーバード白熱日本史教室 (新潮新書)ハーバード白熱日本史教室 (新潮新書)感想あとがきに「回顧録から始めたこの本ですが」とあるように、冒頭は、まるで日記のような滑り出し…アマゾンのカスタマーレビューも賛否両論だったことから、つまらない本を掴んでしまったか?と心配になったが、そこからは"九州の高校を出た理系の彼女が、ハーバード大学で251人の履修生を獲得する日本史のレクチャラーになるまでの14年間が180ページに圧縮され"常人には考えられない速度で経歴を獲得して行くプロセスが圧巻の展開だった。私は思う、北川智子さん、人は、あなたのような女性を「Lady Samurai]と呼ぶのだと…読了日:04月25日 著者:北川 智子


生き延びるためのラカン (ちくま文庫)生き延びるためのラカン (ちくま文庫)感想曖昧な記憶と照し合せる限り『生き延びるためのラカン』は、20代の頃、伊丹十三さんと岸田秀先生との対談『哺育器の中の大人』を読んだこと以来の衝撃だった。「シニフィアン」「シニフィエ」なんて言葉が出てくるもんだから、丸山圭三郎さんの『言葉とは何か』と『ソシュールを読む』の事項索引を引きながら読み進めた。私に最も恩恵をもたらしてくれたLectureは、10「対象a(タイショウアー)をつかまえろ!」だ。「対象a」とは「欲望の源泉」のこと…決して確かめることは出来ないが、求めてやまない「恋人の心」のようなものだ…読了日:04月16日 著者:斎藤 環


一生衰えない脳のつくり方・使い方 成長する脳のマネジメント術一生衰えない脳のつくり方・使い方 成長する脳のマネジメント術感想


築山節先生の本を読むのは、『脳が冴える15の習慣、フリーズする脳、脳と気持ちの整理術』に続いて4冊目です。終章「いくつになっても脳は成長できる」で、先生は「いくら仕事にやりがいがあるといっても、同じフィールドにいつづけることは、脳の偏った使い方になってしまいます。ですから、自分で意識して新しいフィールド(できれば一人きりの趣味の世界ではなく、他の人たちとのやりとりがある社会的な場がいい)を求めていく姿勢が必要です。」と仰っています。先生は、還暦が近くなってきた頃から、英語の勉強をやり直しはじめたそうです。
読了日:04月15日 著者:築山 節


科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)感想


森博嗣先生の言い回しを借りれば、この本が示しているのは、「データ(情報)」ではなく「メソッド(方法)」である。だから、この本に書かれている内容を憶えるために、書棚の一等地に置き、7回読む必要はない。「メソッド(方法)」を腑に落としたら、後は、実践あるのみである。何か、疑問に思った時、文学的!?に理解しようとするのではなく、データを比較し、科学的に理解しようと努めよう。そうすることで、私のような文科系?も、少しだけ真の理科系!?に近づけるかもしれない。但し、参照するデータがどのように測定されたか確認しよう。
読了日:04月12日 著者:森博嗣


仕事と幸福、そして人生について仕事と幸福、そして人生について感想

カザリさんから★ナイスをいただいたことを切っ掛けに、6年半ぶりに再読しました。岸見一郎さんの『幸福の哲学』、斎藤環さんの『人間にとって健康とは何か』、山竹伸二さんの『認められたいの正体』を読んだ後でしたので、この本のタイトルであり、テーマでもある『仕事と幸福、そして人生について』を前に読んだ時よりも理解することができました。また、受け入れるだけではなく、自分の頭で考えることもできました。生きることは、成長するということだと思いますが、それを、仕事を通じて実現することによって、幸福に繋がるということですね。
読了日:04月09日 著者:ジョシュア・ハルバースタム


「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)感想

2011年04月24日読了なので、6年前に1度読んだ本です。山竹伸二さんによると、゛現代は承認への不安に満ちた時代であり、私たちが考えなければならないのは「自由と承認の葛藤」を解消し両立させる道にほかならない。自己決定による納得感によってのみ、自由と承認は両立する可能性を持つ。”とのことです。身近な人間の承認を得るために、自分の意思を押さえることによって、身近な人間関係は円滑になるかもしれないが、自分の感情は抑圧されて人生が無意味化してしまうわけですよね。両立させることは、難しいことだと思いますが…
読了日:04月09日 著者:山竹 伸二


傷つくのがこわい (文春新書)傷つくのがこわい (文春新書)感想

>何かをしなければならないとき「自分」が評価されると思うと、落ち度があってはいけませんから、自分を守ろうとする方向への意識が向きます。恐いのです。ただ「役割を果たすのだと割り切れば「自分が傷つく恐れは低くなります…そう言われてみると、私は、常に自分が試されているような気持になっているような気がします。だから、何かをしなければならないとき、とても緊張しますし、逃げてしまいたい気持ちを抑えるために、自分を奮い立たせなければなりませんが、仕事が上手く行かないからと言って、人格を否定されているわけではないのです。
読了日:04月08日 著者:根本 橘夫


人間にとって健康とは何か (PHP新書)人間にとって健康とは何か (PHP新書)感想

読みやすかったので、同時に買った『承認をめぐる病』『生き延びるためのラカン』よりも先に読了してしまいました。>絶望的な状況下では、希望と冷静さを失わない゛強さ”こそが求められる。それは゛健康な鈍感さ”でもあるだろう。この強さを解く鍵は、SOCとレジリエンス。゛わかる・できる・意味がある”こと、この三要素がバランスよく発達することが゛健康生成”においては重要なのだ…心の健康と幸せは、表裏の関係にあるのかもしれません。どちらが先かわかりませんが、幸せの条件、不幸になる状況を知ることで健康になりたいと思います。
読了日:04月07日 著者:斎藤 環


じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)感想

<わたしはだれ?>という問いに答えはない。だれかある他者にとっての他者のひとりでありえるというなかに、自分の存在を見いだすことができるだけだ。≪他者の他者≫であるかどうかは、レインも言っていたように、他人のなかにじぶんが意味のある場所を占めているかどうかにかかっている……だとしたら、自我を支えるために、自分が、だれかある他者にとって、意味のある存在だろうか?という問いに自信を持って応えられるよう、人生のあらゆる局面で有効な選択をしなければならない。準備さえできていれば、意味のある存在になれるはずだからだ。
読了日:04月05日 著者:鷲田 清一


「自己愛」と「依存」の精神分析―コフート心理学入門 (PHP新書)「自己愛」と「依存」の精神分析―コフート心理学入門 (PHP新書)感想

齋藤環先生の『生き延びるためのラカン』を読み始めた時、そう言えば、佐藤優氏の『嫉妬と自己愛』に収録された対談で、齋藤先生が「自己愛を徹底的に軽蔑したラカンに対して、コフートは“人間は自己愛がないと生きてはいけないのだ”と唱えた」と仰っていた。齋藤先生の本を読み進めるに当たって、コフートについても知っておいた方が良いかもしれない、と、2005年に読了した、この本を引っ張り出しきた。アドラー心理学などに出会った後で読むと、12年前に読んだ時よりも、コフートの治療者としてのスタンスが、理解できるような気がする。
読了日:04月03日 著者:和田 秀樹


嫉妬と自己愛 - 「負の感情」を制した者だけが生き残れる (中公新書ラクレ)嫉妬と自己愛 - 「負の感情」を制した者だけが生き残れる (中公新書ラクレ)感想

佐藤優さんによると「イエスは、隣人を単に『愛しなさい』と言っているのではなく『自分のように愛しなさい』と言っていることが重要であり『自分を愛することができない人が、他者を愛することなどできない』というのが、キリスト教の愛に対する考え方である。従って自己愛はとても重要な概念であるが、嫉妬と隣り合わせの感情であり、制御することはとても難しい」とのこと。私たちは「健全な自己愛」を獲得するために、自分が自分を大切にするように、他人も自分を大切に思っている。それを許容できるようになる必要がある。
読了日:04月01日 著者:佐藤 優

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3月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:1966ナイス数:633

 

英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか (PHP新書)英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか (PHP新書)感想同僚が一人またひとりと海外の子会社へ旅立って!?行く姿を見送るたび、世の中が激しくグローバル化しているという事実を認めざるを得なくなります。それでもまだ「派遣するだけのスキルがある」と認められた人材は恵まれているのかもしれません。なぜならば、国内に残された人は、マネジメントできる人材と使いものにならない人とに分けられる運命にあるからです。それでは、これから就職活動をする若者たちはどうすればよいのでしょう。ここでは意図的に留年してフィリピンで英語を習得してアジアで実務を経験することが提案されています。読了日:03月29日 著者:大石 哲之


気を整えて夢をかなえるリセット整理術気を整えて夢をかなえるリセット整理術感想「気」だとか「風水」だとか、今まで読んできた苫米地さんの本とは毛並みが違う表現でしたが、根本橘夫さんと、岸見一郎さんの本と並行して読んだせいか、夢を持つことの大切さがスーッと滑らかに心に沁み込んできました。「夢は大きい方がエネルギーも大きくなる!」など、いつもの苫米地さんらしい、ぶっ飛んだ言葉も、自分の無価値感が生み出された要因を知った上で読むと、妙に説得力があり「モノには、あなたが与えた情報があり、良い情報であれば、あなたにパワーと与え、悪い情報であれば、パワーと奪う。」という話を信じたいと思います。読了日:03月25日 著者:苫米地 英人


幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書)幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書)感想>人間の価値を生産性で見るようになったのは、人をものと見るようになったからである。「ものと見る」というのは、人を何かのものを生産する機械のように見なすことだ…岸見先生の言葉に、幸福感を感じにくい現代社会の病が見え隠れする。傍から見たら恵まれているようにしか見えない人でも「今より豊かに、より幸せに」と、他者との関係の中で常に競争を強いられ続けているような時間の中で暮らしているのではないだろうか?たとえどんな状況にあっても、ささやかな幸福以外に幸福はない。どうしたらそれを素直に感じることができるのだろうか?読了日:03月25日 著者:岸見 一郎


「自分には価値がない」の心理学 (朝日新書)「自分には価値がない」の心理学 (朝日新書)感想私たちは誰でも自分に価値があると思いたい。しかし、思いが挫かれる体験に出会い、自分は無価値だと思ってしまう人がいる。本書は無価値観とは何かを理解し、抜け出る対処法を述べている。本当の安心、しっかりとした自己価値感は、自分を成長させ、幸福な人生を築こうとする誠実な努力を積み重ねるうちに形成されるのである。アスリートが「あれだけ練習したんから大丈夫」と思えるまで苦しい練習を繰り返すように、心も同じで、練習しないですぐにできるわけがない。「できた!」という体験を積み重ねることで、自己信頼に到達できるのである。読了日:03月25日 著者:根本橘夫


ザ・チーム 日本の一番大きな問題を解くザ・チーム 日本の一番大きな問題を解く感想ブックオフ16号沼南店で偶然手に入れた本ですが、久しぶりに自分の人生に影響を与えてくれる良い本に出会った!と思いました。著者は、とても凄い人で、私のような凡人とは思考が違うのだと思いますが、そこに課題があったら、既存の価値観に捕らわれず目的志向で手段を考え出していきます。彼は、そこに必要なのが、チームだと言い切ります。確かに彼の周辺には、安定した生活や高い報酬など、日本の子供たちが押し付けられる価値観とは縁がない、情熱に支えられたチームが立ち上がります。255文字では伝えられない素晴らしい世界があります。読了日:03月20日 著者:齋藤ウィリアム浩幸(さいとう・ウィリアム・ひろゆき),William Hiroyuki Saito


「満たされない心」の心理学 (新書y)「満たされない心」の心理学 (新書y)感想'10/10/5に読み終えた時より、今の自分に無くてはならない内容でした。アドラー心理学は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」としていますが、この本を読んで「私の悩みは、自分自身を信頼できていないこと」に起因していると確信しました。自分を信頼できなくなってしまった理由は、私が「にせ自己」と「真の自己」に分離したためです。その原因は、私が、まだ若い時に自分の可能性を見切り「真の自己」の夢を捨て「にせ自己」で社会と接してきたことによる報いだと思われます。それに気づいたことで、立直ることが出来るかな。 読了日:03月18日 著者:根本 橘夫


アドラー心理学を深く知る29のキーワード(祥伝社新書)アドラー心理学を深く知る29のキーワード(祥伝社新書)感想監修の岩井俊憲氏は“はしがき”で『嫌われる勇気』以降「アドラー」を名乗る本をたくさん見かけるようになり、中には誤解・曲解を招きやすい内容の本も混在している中に投じられたこの本は、ミネソタのアドラー心理学大学院で修士号を得て、本場の最新のアドラー心理学について最も深く理解している梶野真氏による、アドラー心理学をしっかり理解するためのガイドブックとのことです。幸い、今まで読んできた岸見一郎先生の著書との齟齬は感じず、むしろあえて?インパクトのある言葉を使う岸見先生の言葉の方が頭に擦り込まれる感じがしました。読了日:03月11日 著者:梶野真


「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)感想P111「感情の井戸」図5-1を見た時、私は、岸田秀さん+伊丹十三さんの共著『哺育器の中の大人』のP179~187「自我の領域」図1~14を見た時以来の驚きを感じました。それは、確かにそうだ!と日頃感じている疑問をスッキリ腑に落とす明快さがあったからです。この本には、心理学などに馴染みのない人でも心の構造をザックリつかむことができる図が多く、急激に変化する現代社会のなかで、多くの人が感じている窮屈さなどの問題が、どのように生まれたかを示唆するとともに、読者が自分の課題として問い直すことを可能にしています。読了日:03月05日 著者:泉谷 閑示
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 2017年3月18日
 「自分には価値がない」の心理学を手に入れたことを切っ掛けに再読した「満たされない心」の心理学でした。誰にでもすすめられる本ではありませんが、’10/10/5に読み終えた時より、今の自分に無くてはならない内容でした。

 

 世の中はアドラーブームですが、もう少し自分を客観的に見て、何とか立直る切っ掛けを得たいと思っている人には、根本橘夫先生の本がオススメです。私も2冊目なので、偉そうなことは言えませんが、構成がとても良いので、読む歳によって、得るものが違います。

 

 アドラー心理学は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」としていますが、この本を読んで「私の悩みは、自分自身を信頼できていないこと」に起因していると確信しました。この時期に再読してかったと思える内容でした。

 

 自分を信頼できなくなってしまった理由は、私が「にせ自己」と「真の自己」に分離したためです。その原因は、私が、まだ若い時に自分の可能性を見切り「真の自己」の夢を捨て「にせ自己」で社会と接してきたことによる報いだと思われます。もしかしたら、心が折れてしまう人たちは、社会に適合するために、自分を押し殺しているのかもしれませんね。それに気づいたことで、立直ることが出来るかな。

 

 多くの方は、「にせ自己」と「真の自己」を巧みに使い分け、社会と自己に適合しているように見えますが、世の中に生き辛さを感じている人は、社会に適合しようとする「にせ自己」と素直な自分である「真の自己」とに引き裂かれているのではないでしょうか?そして、そのような人は、適合しているように見える人の自己欺瞞に敏感なのではないかと思います。

 

 電車の中でゲームに没頭している人を見るたびに、RPGゲームをクリアするために昼休みに攻略本を読んでいた頃(20年ぐらい前の働き盛りの頃^^;)を思い出します。あの頃、私は、目標を見失っていることを誤魔化すために、自分を成長させてはくれないけれども、刹那的に集中できることに、時間を浪費していたのだと思います。

 

 2010年10月05日には、こんなことを書いていました。まだまだ余裕?がありますね。

 

 不安は、逃げようとするほど大きくなるが、面と向かって対処すれば、小さくなる。まず、行動のリストを作り、避けられないこと、単純な行動から手をつけ、完璧を期さない。人の心は自転車のように、ある程度のスピードで走って、初めて安定する。行動しない人は、止まっている自転車と同じである。

 

 私達の行動は、不安を解消し、自信を持ち、勇気を出すために行われる。 行動しない人は、不安が解消されず、自信も持てない、勇気も出ないという悪循環に陥る。それを断つためには、不安を突き止め、どうすれば自信が持てるのかを考え、行動すること。

 

 この本を読んだ私の結論「満たされない心」から脱出する方法は「目標を立て、その達成に向けて行動を起こすこと…」そしてその目標は、他者から社会的に認められることを目指す「間接的に自己を満たすもの」ではなく「自らの自然な欲求を満たすもの」であることが望ましい。「ありがとう」のためではなく、自分が生きているという事実に感謝できるような、自分の人生に価値を見出せるものが望ましい。

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 私は、いつも専門家に、まんまと騙されている側のような気がしますが、「専門家という商品を情報消費として売ろうとするビジネスがあるわけですので、それに翻弄されないようにね!」という警告書なのでしょうね。

 でも、私も、専門家の端くれと言えるわけですから、専門家が「ウソをつく」理由も良く分かります。あらゆる視座から客観的に物事を見た場合、多くのルールは、その世界で生計を立てている人に都合の良いものに過ぎないわけですから…

 例えば結婚披露宴で新婦ばかりではなく新郎までも「お色直し」をしたり、新郎新婦の父親がモーニングコートを着たり、母親が留め袖を着たりするのは、そうするのが普通だとか、来賓に対して失礼だというルールを売り物にして、衣装を貸している業者の都合に過ぎないのかもしれません。

 勝間和代さんは、ある意味、専門家から批判されることによって、専門外の土俵に上がらざるを得なくなっても、このように正々堂々と相手のルールで戦おうとするところで「凄くメンタルが強い人なのだろうな」と思ってしまいます。また、テレビ出演でも(上手く利用されることを潔しとせず、そのために)自分の強みが発揮できなかったことで、決別を選んだのでしょう。
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 市井コンサルタントとして社会人生活を積んでこられた小倉氏が、平易な言葉使いやシンプルな意味解釈により、私たちを照らす灯になるようにと執筆された本。

 小倉氏は、30歳で課長になったものの、チームをまとめることができずに、うつ病を発症。「上司としていかにあるべきか」 「人間としていかに生きるべきかと常に模索し続けていたそうです。

 この本に書かれていることは、岸見一郎先生の本と重複していますが、そんな小倉氏が抽出した部分や、付け加えたエピソードの部分は、アドラーが提唱していることを、滑らかに腑に落とすための潤滑剤になっています。

◆ 他者に認められるために行動すべきではない
 私だけではなく、誰もが、良い行動をした時は、それを認めてもらいたい、と思っているのではないでしょうか?しかし、アドラーは、他者に認められるために行動するべきではない、と言っているそうです。

 確かに、認められることが目的になってしまうと、他者が見ているところでは、良い行動をし、見ていないところでは、良い行動をしないということになってしまうかも(・・?

◆ありのままの子供を認める
 「子供は、勉強で一番になれない、と思った時、運動で一番になろう。ダメならば、芸術で、それでもダメならば……。最後は非行で注目を集めようとする。人は正しいことをして注目されないと、時に 『負の注目』を集めようとする。」

 世間の価値観が一元化し、流れに乗れない子供や人が負の注目を集めようとするならば、世の中はどんどん荒んでしまいますよね。皆が子供に人にそのような傾向があることを知る必要があるのではないでしょうか?

◆現実を受け入れ、そこにポジティブな意味を見つけていく。
 それはだれにでもできることなのです。

 岸見先生の本では、「大切なことは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかである」と書かれていることだと思うのですけれども、自分が持っているスキルを徹底的に使い倒すことで、道が拓けるのかもしれませんね。

◆原因論ではなく、目的論
 アドラーは「すべての行動には(本人も無自覚な)目的がある」そして「感情が人を突き動かす」のではなく、人は目的のために「感情を使用する」と言ったそうです。私は、激情に駆られることが少なくないので、典型的な「目的のために感情を利用する人」なのだと思います。カッコ悪いです。

◆本当に自信がある人はそれを誇示する必要がありません
 私は、自分の努力を他者に認めてもらおうという気持ちからなのか、何かとアクションがオーバーになりがちでした。これからは、誰も認めてくれなくても、自分が良いと思うことは影日向なく行動したいと思います。

 平穏に暮らしている時は、心に響かないかもしれませんが、著者の小倉広さんがそうであったように、「答えの出にくい問題」が壁として立ち塞がった時、きっと私たちに示唆を与えてくれるのが、アドラー心理学なのだと思います。

 私は、岸見一郎先生の『嫌われる勇気』『アドラー心理学入門』『アドラー心理学実践入門』『人生を変える勇気』を読み進めてきたことによって、徐々に自分自身を客観的に観察する力が芽生え、悩みの原因も少しずつ明確になってきたような気がしているので、更に視点を変え課題に真正面から立ち向かう勇気を得るために、ここに書かれている言葉を心と体に刻み込みたいと思います。
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 森先生は、「オリジナリティのあるものを生み出すことが最重要」と仰る。これは、小説家を目指すことに限らず、ビジネスも同じだと思います。この本は、すべてのビジネスパーソンの参考になるのではないでしょうか。

 森博嗣先生のこの手の本を読むのは『作家の収支』に続いて2冊目です。森先生にとって小説を書くことは、作家になるためだったわけではなく、趣味に使うためのお金を稼ぐための手段だったわけですけれども、「いざ小説を書き始めると、次から次へと発想が生まれ。書いている物語はもちろん、次のこと、その次のこと、別のシリーズのことなど、どんどん発想される。そういう発想が、執筆の邪魔になるくらいだ。」と書かれているように、やはり非凡な人なのだと思います。その森先生からのアドバイスは、「とにかく、書くこと、これに尽きる」でした。

 「大事なのは、“自分はこれを仕事にする”という“姿勢”である。」小説家に限らず、創造的であることが求められる仕事を自分の仕事にしようとすれば、そこには、具体的なノウハウを知っただけでは越えられない壁が立ちふさがっているはずだ。もしかしたら、この本には、その目に見えない壁の存在を思い知らされる事実が描かれているのかもしれません('◇')ゞ
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 紙が薄いのか、インクが染み込みやすい質なのか、蛍光ペンで線を引くと、裏写りしてしまうので、赤と青の色鉛筆で線を引きました(^^;そうしたら真っ赤になりました(^^;

 この本のタイトルには、“入門”という言葉があり易しい文章で書かれていますが、アドラー心理学について理解したいと思っている初心者にとってはレベルが高く、少なくとも事前に『嫌われる勇気』だけは読んでおきたい、願わくば岸見一郎先生のご専門である哲学の入門書も幾つか読んでおいた方が良いのではないでしょうか(・・?。しかしながら、何度も繰り返される贅肉をそぎ落とした内容は、すべてに蛍光ペンで線を引きたくなるほど磨き抜かれたもので、永遠に悩み続けるオジサンにとっては、まさに聖書と言っても言い過ぎではないと思いました。

 「本当に好きなことであれば、時を忘れて打ち込める」もしかしたら、「楽になる」ということは、少しずつ「好きなこと」「時を忘れて打ち込める」ことを増やすことによって、「自分が他者に貢献できること」を増やし、延いては「自信をつける」ということなのかもしれませんね。

 「本当に優れている人は、自分が優れていることを誇示する必要も、証明する必要もありません。」う~ん、そんな人になりたいなって、優れたいのか!?
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 文庫化されるまで待とう!と誓った『ムカシ×ムカシ』。でも見つけてしまうと手に入れたい。

 ハッキリ言って前半は面白くなかった『ムカシ×ムカシ』この物語が読者である私に投げかける謎が掴めず、行間に隠されている手掛かりから何を発見すれば、解明したことになるのか、想像すらできない状況が続き、まったく感情移入することができませんでしたが、途中で他の本に寄り道しながら何とか読み終えることができました。

 根底を流れるテーマは、やっぱり森先生だなぁ~と思えるもので、最後の最後で、アイデンティティと心理との関係を描いたものなのかもしれない。と気づきました。「人間は、自分のアイデンティティを守るために自殺することがある。」という話を聞いたことがありますが、人間は、自分のアイデンティティを守るために、時として血のつながっている親を殺し、自分すら殺すことができるのかもしれません…

 森先生は、比較的アイデンティティを守るということに拘りがない方だと思っているので、このような物語を描いた心境を聞いてみたいです。
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