Dステ20th『柔道少年』 | 鍛治本方程式

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演劇集団キャラメルボックスの俳優、鍛治本大樹の日記です。

こんにちは
演劇少年鍛治本です。


昨日はDステ20th『柔道少年』を観にスズナリへ。
否(いな)、池岡池ちゃんに会いにスズナリへ。

お芝居観る時って、登場人物の誰かに感情移入して観ることって多いと思う。
それで、そいつが頑張ったりいいやつだったりして、ああ、良かったねとスッキリする。

昨日の「柔道少年」はダメなやつばっかりだった。
でも、人間ってああだよね。
何かに誘惑されて、目の前の問題を先送りにして、どうしようもないけど、愛おしい。そんな奴らが舞台上にいた。

スズナリというぎゅっとした空間で、あの作品をやる意味、D-BOYSの皆さんがやる意味、それは「エンターテイメント」ってことだなと思った。
お客さんが楽しめることがあったら、なんでもやるし、演劇はなんでもありなんだと改めて思えた。

Dステは、皆さんが本当に真摯な姿勢で作品に取り組んでるのが伝わってくるから好感が持てるし安心して観られるんだよなぁ。

池ちゃんは本当にいい仕事をしてた。
雑味を失わず、でも的確。

また一緒に仕事する日が来るといいな。
楽しみ。