本日の報道によると、楽天は、楽天市場出店企業向けの事業融資を拡大する方向とのことですね。
金融機関などが細かく把握することの出来ない売上情報などをもとに独自の審査をして貸し出すとのことなので、事業者としては資金調達方法の多様化が出来るという意味ではなかなか良いのではないか、と思います。
金利が最低8.5%というのはやや高めのような気もしますけど、リスク回避ということでしょうね。
さて、会社設立についてご検討中の方からよく頂くご質問として、
「建物を現物出資して会社設立をすることは出来ますか?」
というものがあります。
お返事は、
「出来ますが、お手続が大変になることはあります。」
です。
会社設立時には、資本金という初期財産を会社が持つことになりますが、この資本金は、金銭でも良いし、現物財産でも良いということになっていますね。
一般的には金銭が多いのですが、もちろん現物で資本金を払う、という現物出資も認められています。
しかしながら、現物出資を使う場合は、会社設立のお手続が大変になることも多いので、ご利用にあたっては、現物出資をすることによるメリットがあるか否かを見極めることが必要ですね。
不動産を現物出資すると、裁判所の検査役の調査か、不動産鑑定士の鑑定証明書等が必要になることもありますし、会社名義への所有権移転登記も必要になる、ということも検討材料にして頂くと、手間やコスト面での実態が見えてくるのではないでしょうか。
節税対策、ということで、不動産管理会社を設立するような事例もよくお見かけしますが、そのスキームについては、ご提案元とよく話し合い、メリットデメリットに加えて、手続の手間やコストも検討しながら進めると良いですね。
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