今日は久しぶりに晴れ間の出る気持ちの
いいお天気でした![]()
少し更新が遅くなりましたが、
野口整体の体癖の説明です。
今日は上下体癖![]()
上下体癖には1種体癖、2種体癖の二つが
あります。(奇数体癖が陽で偶数体癖が陰
のイメージです。)
野口先生は体癖を調べる為に、体の重心が何処に
掛かっているかを詳しく測定できる、体量配分計
というものを作られたのですが、
上下体癖は1種2種共に、前に重心が掛かります。
体の特徴は背骨の両側がすぐ硬くなって、頭で
物事を考える性質があるので(空想家タイプ)、
頭に流れる血液の量が多くなるので、首が太かったり、
長かったりします。
一見、1種2種の区別はつかないのですが、
感受性の方向性が違います。
1種・・自分の裡から積極的にエネルギーを
分散していく。
頭の中で「ああしよう、こうしよう。
そしたらこれこれこうして、こうしよう」
と発想が沸いてくるが、それで気が
済んでしまう。
旅行なども、計画を立てるだけで、満足。
実際に旅行には行かなくてOK。
2種・・受身になって、周りからの刺激に応じて
動いていく。
「ああもしよう、こうもしよう」頭の中で
一人相撲をして、考えがまとまらないで、
頭がまとまらないと、胃が痛くなったり、
食欲が無くなってきたり、体に異常感覚
が出てくる。
何か考える時は、顎が上に突き出て、
ぽか~んと口が開く。
上下型は頭で信じたままに、頭の働きで身体を
動かす事が出来、「○○の理由で○○をしなくては
いけない」とか、「○○すべし」とか、その人に判り
易い理屈をつけて、オブラートに包んで潜在意識
に入れてしまって、それをが健康法と確信すると、
(たとえ間違った健康法でも)それをやっている限り、
健康で過ごせる。(例えば小麦粉をくすりの袋に包んで、
「3万円もする大変効果の期待できる薬です!」
とかって言うと、本当に直ってしまう)
(要するに催眠が入り易いって言うことなんでしょうね)
ここでは難しくならないように簡単に書かせて頂いた
のですが、実際の体癖はとても奥が深いので、
詳しくお知りにないたい方は、
「体癖」 野口晴哉(のぐち はるちか) 全生社
をお読みになってくださ~い