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普通に商品を売っている企業は苦戦を強いられています。
商品がない私たちのようなノウハウを提供するビジネスも同様です。
どこのサービスもまったく同じような宣伝をしています。
整体であれば自分本位の宣伝です。
「私のところが一番技術が高くて安い!」
「こんなことも、あんなことも何でもサービスします!」
「○○分で○○円!」驚くような価格でサービスしているところも。
これでどうやって利益を上げるのか?と思っていたら数ヶ月で店じまい・・・
なんてケースも多いようですね。
さて、整体の宣伝ではありませんが大企業もいろいろ考えてコマーシャルを作っているようです。
商品のよさを伝えようとすると売り込みとして受け入れてもらえません。
SNSが発達してきたことを考えて宣伝している動画なども見かけます。
こうした動画をはじめてみたときは「いったい何のための動画なんだろう?」
と視聴し終わるまでわからないこともあります。
以下で紹介する動画もそのケース。
面白い題材です。
動画の説明欄には次のような説明が記載されています。
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父の日に、世界中の親子へ贈る物語。父の目と、娘の目。クルマを舞台に繰り広げられる人生の軌跡を、2つの視点から描き出した新感覚ダブルサイド・ストーリー。その眼差しに映し出される、本当の想いとは・・・
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以下は動画を見てのニュース記事。
【父と娘】それぞれの視点で描かれた30年。親子の愛に目頭が熱くなる(動画)」
http://feely.jp/23512/
その他海外でも紹介されて好評のようですね。
父と娘という題材でストーリーがすすみますが、すべてのシーンで自動車が写っています。
それがすべてトヨタの自動車。
私のような世代(48歳です!)にはとても懐かしい自動車も出てきてちょっと感動しました。
そしてトヨタのCMということを知ると、その理由がわかるわけです。
更に私の場合、高校生と大学生の娘がいます。
共感が増幅され、見ているだけで目頭が熱くなりました。
この動画が上記のニュースサイトや様々なSNSで拡散されているのは、
こういう部分にあるのでしょう。
「すごい感動したよ、是非見てよ!」
そんな感じで人に伝えたくなります。
動画を見ての感想は人それぞれですが、
「家族の歴史の中にトヨタの自動車があった」
ことに気づかされる方もいるでしょう。
自分もそんな感じです。
「あ~、あの時代にトヨタのエスティマでよく娘を塾に迎えに行ったなぁ・・・」
自然と家族との思い出にトヨタの自動車が割り込んでくるんですね。
大企業の自動車のCMなのに自社の自慢話なんてまったくしていません。
お客さんと寄り添って同じ目線で自社の自動車が家族同様にみえる。
これが狙いでしょうか?
整体を活用した仕事も自分の技術の自慢話を宣伝するのではなく、
相手の目線で「こんなサービスなら受けてみたい」と思えるような方法が必要だと思いました。
技術や効能を宣伝せず、相手の記憶に残ること。
これを探すことが受け入れられる方法だと思います。
普通の考え方でやってもだめ。
頭を柔軟にしないと・・・
どこまでついていけるか?
本当に世の中のが変わってきましたね。(笑)