結婚する時の話。
新居も決まって、引越しをする直前だ。
引越しの為にPCのバックアップを取ろうとしたら、ディスクのドライブが壊れている事がわかった。
引越し業者からは、何が起こるかわからないので必ずバックアップを取っておくよう言われている。
データが消えても保障できないというのだ。
でもドライブが壊れていては、どうしようもない。
「フラッシュメモリでバックアップを取ったら?」
そう知人に言われ、はじめてフラッシュメモリなるものを購入した。
1ギガバイト。
当時、1万円もした。
知人達からは、「随分はりこんだねぇ」と、そんなに何をバックアップするんだ的な意味合いも込めて言われたものだ。
書き溜めたイラストは、1ギガバイトギリギリだった。
「ギガバイト」のフラッシュメモリを持っていたのは、周囲にもそんなにいなかった。みんなまだ「メガバイト」だったのだ。
…で、先日。
仕事で使う都合上、もう一つフラッシュメモリを買う事にした。
まぁ、「メガバイト」程度でいいから、少しでも安いものを探すつもりだった。
ところが店頭の商品は…
4ギガバイト、780円。
…今時メガバイトなフラッシュメモリなど、どこにも売ってなかった。
あれほどはりこんだ1ギガバイトも、わすか4年で過去の遺物だ。
時代の進化は素晴らしい。
あと数年もすれば、「え? まだギガバイト?」などといわれてしまいそう…。
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