コミュニケーションを科学する その2(月曜日を元気に過ごすために その37) | 人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

(株)働きがい創造研究所社長 (株)FeelWorksエグゼクティブコンサルタント
田岡英明が、人生100年時代の働きがいのつくり方を綴ります。
GET A  LIFE!(人生を楽しもう!)

皆さん、おはようございます。動機付け社中の田岡英明です。
月曜日の朝を元気に迎えられてますでしょうか?

さて、本日から動機付け社中がお届けする傾聴講座の「信頼関係構築フェーズ」の各ステップの解説をさせていただきます。人と絆を作るためのコミュニケーションの中で実践いただけましたら幸いです。

【STEP1:相手の身振りや動作を合わせる】

これは専門用語で「ミラーリング」といったものです。
相手の姿勢・座り方・身振り・手振り・態度・表情を真似ていくといった技法です。

まずはカウンセリングポジションを基本に座ってください。カウンセリングポジションとは斜め90度の位置から話を聴くといったものです。イメージできますでしょうか?対面で座るのではなく、どちらかというと斜め横から話を聴くイメージです。人はそれぞれパーソナルスペースといった目に見えない自分の空間を持っています。その空間をカウンセリングポジションで触れ合わせる目的があります。これにより人は話を聴いてくれる人に親近感を覚えやすいようです。

次に、相手の姿勢・座り方と同じような姿勢・座り方を聴く側もとります。前のめりに座っている方であれば、こちらも前のめりの姿勢を取るといったイメージです。
身振り・手振り・態度を真似るとは、相手が会話中に行う動作を真似ていくといったことです。左手を頭に乗せたら、聴く側は右手を頭にさりげなく乗せます。右手で鼻を触ったら、聴く側は左手で鼻をさりげなく触る。といった感じです。鏡のように反応するイメージです。

最後に表情ですが、相手が悲しそうに話していたら悲しそうに聴いてあげるといった形です。

人は思っていることが外側に出ます。それを聴く側が真似ることによって、相手の気持ちを汲み取りやすくなるとともに、相手は親近感を感じラポール(信頼関係)が構築されていきます。

是非、「共感の姿勢」といった基本をベースに、このスキルを実践してみてください。

本日は以上です。お付き合いありがとうございました。

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企業に社会に「タテ・ヨコ・ナナメ」の愛あるコミュニケーションを紡ぎます。
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医療人のためのNLPスクール「COMMUNICATION VISION」運営
動機付け社中 Monday Energize Coach 田岡英明
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