たどり着いたのは
聖ポール天主堂跡
小狭い雑踏から、この美しいファザードが現れた瞬間
ただただ感動しました
↑ こちらが、通ってきた小道。
すぐに階段を上るのも、もったいなくて
右から左から、感動を味わう
この世界遺産には、聖ポール天主堂「跡」と付いています。
1835年の火事で、教会の前壁と、68段の階段だけが残ったそうです。
要するに、今は教会自体の建物はありません。
前壁だけの状態。
なのに、これが本当に厳かで、思わず圧倒されてしまいます。
ここに刻まれた彫刻には
長崎を追われた日本人キリシタンも関わったと言われているそうです。
火事になる前
「東洋一壮大で美しい教会」だと讃えられていた
その片鱗は、このファザードだけからも感じ取ることができます
教会の全貌を見てみたかったな。
いや、全貌が見られないからこそ、広がる想像もあるのかもしれませんね。
ファザード前の階段に腰掛けて、マカオの町を見渡す。
古い建物、近代的な建物、ヨーロッパ風や中華風が交錯して、不思議な眺め。
ちなみに、ファザードの向こう側は、こんな感じの広場になっていて
一番奥に、地下に入る建物があります。
建物内は、天主堂芸術博物館と納骨堂。
芸術品と共に、殉教者の聖骨が納められているという土塚のような場所も
こういう場所苦手
何となくゾクゾクして、早々に退出…