ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス | 音楽館

音楽館

1973年名古屋市守山区小幡に音楽教室を設立。
ピアノ・声楽・ソルフェージュ・ヴァイオリン・チェロ・バレエ・ヨガ・英会話などのコースがあり、ベテラン講師達が丁寧にレッスンしてます。

1920年英国において、エリザベス女王の支援の下、創立されたバレエの授業と指導に関する世界最大のクラシックバレエ教育機関が、「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」です。

その授業法は、現在70ヶ国以上で用いられ、17万人の生徒が学んでいます。
生徒たちは、試験を受けることにより、レベルを上げていきます。
また、教師の資格をとるための試験もあり、ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンスの承認を受けた教師のみが、指導する生徒に試験を受けさせることが出来るのです。

こうして、踊り手、指導者の水準を高めていきます。

バレエのおひざ元での指導法は、バレリーナにとってたいへん意義のあるものなんでしょうねチョキ
さて、そんな「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」の教師の資格をお持ちの服部先生に受験の大変さをお聞きしました。


先生が、資格を取られたころと今では、少し違いがあるようですが、
まずは、7年以上バレエ団に在籍した人が条件だそうです。
そして、ダンサーとしての試験に合格したあと、面接、書類審査が通ると
3年間のカリキュラムを受けます。

踊りの動き、人体構造学、音楽を主に学びます。
さまざまなレポートをロンドンに提出して、(勿論英語!)
その間にも試験が山積み!!!

例えば、実際に生徒たちを教えるところを審査されたり、ピアニストの使い方、音楽の使い方などなど!!!

「ハンディーのある3人の生徒を1年間レッスンして、どのように成長させたか、その方法を報告したりもしました。
音楽用語はイタリア語、レポートは英語、いつも夜中に辞書と格闘していました。」


3年後に実技と口頭試問の最終試験があり、これに落ちるとまた最初からやり直しだそうです。

厳しい!!!ショック!


「何回目かの踊りの試験で、ピアニストを連れて東京の試験会場に行ったとき、ピアニストが弾き始めた途端、試験管からストップがかかり、ピアニストは退室させられました。
理由は、私と、ピアニストの空気が違ったからだそうです。仕方なく、2時間の試験をカウントのみで行ったという大変な試験もありました。」


そんな大変な試験、服部先生は無事合格され、「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」の教師の資格を得られました。

お話を聞いただけでも、その凄さがヒシヒシと伝わってきます。
実際のレッスンは想像をはるかに超えるものなんでしょうねガーン


今は、2年間のカリキュラムになり、受験者には日本人のチューターがついて、レポートも日本語で出せるようになったそうです。

「いいなぁ~」先生のため息が・・・。


音楽館では、この「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」のシラバスで指導を受けられます。
勿論、試験を受け、レベルアップしていくことも可能です。

皆さんも、日本人ではまだ数少ない「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」の教師から、バレエのレッスンを受けてみませんか?