Ⅳ.地域スポーツ指導の社会学的考え方 16 | 【かほう】山の世界

【かほう】山の世界

きままに書いています。
こんどはスポーツ指導者のことをBLOぐることにしました。
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2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


③ スポーツ教室の望ましい指導 Ⅱ

 <(2)指導内容について=その1>

運動内容における指導内容は、運動文化という視点にたてば、

個々の運動種目を構成する技術、ユール、マナーなどが考えられる。


・運動技術は、「目標を持った運動の仕方」、あるいは

「目標を持った運動の進め方」を意味する。


・ルールは、「社会生活における規則、規定、通則等」を意味する。

スポーツにおけるこのようなルールの主な機能は、競技が公正かつ安全に、

楽しくかつ能率的に進められるためのものであり、いわば、競技にある一定の

秩序をもたらすことである。換言すれば、競争と闘争を区別する機能をもつ。


ルールは、一般に、法律の系列に属し、マナー、スポーツマンシップ、

フェアープレイなどの人間らしい行動の仕方、心構えに関係し、

個人の内的良心のことがらに関係深いと考えてよい。

いうまでもなく、これらを欠いた運動場面はいかなる結果をまねくかは

他言を要しない。

従って、運動の学習場面でも、この面の指導が、現実社会との関連において

強調されなければなりません。