Ⅳ.地域スポーツ指導の社会学的考え方 17 | 【かほう】山の世界

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きままに書いています。
こんどはスポーツ指導者のことをBLOぐることにしました。
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2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


③ スポーツ教室の望ましい指導 Ⅱ

 <(2)指導内容について=その2

個々の運動種目を指導する場合、その技術面のおさえ方としては、

その種目における一般的特性と、それを構成する部分(下位)技術についての

理解が大切です。

これらの技術が、それを学習しようとする対象の発育・発達特性や技術の程度、

興味や関心などによって、それに見合うように配慮され、指導されることが

必要です。


なお、競争をともなう種目では、技術はルールに制約されます。

それ故、技術の学習はルールの学習を伴って進められる必要があります。


運動種目の学習過程で、この技術とルールの関係にについて2つの

考え方がある。

すなわち、ルールに重点を置いた学習から技術に入っていく方法と、

その逆の方法の2つである。


いろいろな実験例では、後者の方がより学習効果を高める点で効果的の

ようである。

つまり、学習指導の段階で、対象者の技術の程度に応じて、適宜ルールを

ゆるめるという操作がたいせつでsる。


ただ、ここで注意する点は、”ルールをゆるめる”という点と

”ルールを無視する”ということを厳に区別しておくことである。


ルールはもともと固定的なものではなく、対象の技能の程度に応じて

適宜決めてよが、その指導に当たっては、そのルールがはたす役割や

機能について十分理解させることが大切である。