劇団四季のミュージカル「エビータ」が8日、福岡シティ劇場(福岡市博多区)で千秋楽を迎え、14年間の常設公演に幕を降ろした。カーテンコールでは観客が総立ちで別れを惜しんだ。来年以降は年3~4カ月の公演が検討されている。

 「エビータ」は元アルゼンチン大統領夫人の半生を描いた人気演目。4月29日が初日で、入場率は85.7%だった。来場した福岡市早良区の会社員、村瀬愛さん(28)は「通年興行がなくなるのはすごく残念。今後も公演があれば足を運びたい」と話した。

 同劇場は四季専用として96年、商業施設「キャナルシティ博多」内に開業。延べ35作を上演、約336万人を動員した。四季の吉田智誉樹(ちよき)取締役は「これで福岡撤退とは考えていない。今後も年に一定期間、公演ができるよう努力したい」と話した。【渡辺亮一】

【関連ニュース】
第33回 ミュージカル初体験なら「サウンド・オブ・ミュージック」!
旧広島市民球場:劇場大型化で「中堅後方」保存案に変更--市、一塁側から /広島
劇団四季:「マンマ・ミーア」 10月から仙台公演 /宮城
劇団四季:「キャッツ」日本公演、通算7486回に 米ブロードウェー上回る
マリア:「“救世主”のような曲に」絢香生んだ音楽塾からデビュー

法案山積でくすぶる会期延長論=自民、政治とカネで攻勢へ-終盤国会(時事通信)
民主議員がグアム、テニアン視察へ(産経新聞)
スイーツ好き女子が夢中!! 香りまでそっくりなケーキ型せっけん(産経新聞)
鳩山首相「沖縄の中に一部移設せざるを得ない」 記者団に明言(産経新聞)
宮崎の口蹄疫で殺処分の家畜、国が全額補償(読売新聞)