三角関数の合成 | 数学解説ブログ(つくば市の「数学・算数・物理に強い」プロ家庭教師 長通幸大・発信)

数学解説ブログ(つくば市の「数学・算数・物理に強い」プロ家庭教師 長通幸大・発信)

中学高校の定期試験問題・大学入試問題・Twitterの数学特化系アカウントで出題された問題・閲覧した方からのご質問まで、幅広く取り扱う方針ですので、
日々の学習や数学的発想・思考力の向上にお役立ていただければ幸いな限りです。

履修学年:高校2年

「三角関数の加法定理・倍角公式」及び「三角関数の加法定理・倍角公式の利用」の続きです。

ここまで読んできて、鋭い方はお気付きですね!?

そうです!!
正弦と余弦が混在した多項式は非常に扱いづらいので、相互関係や倍角公式を利用して変形してしまおうという訳です!!

この方法を少しだけアレンジして加法定理の公式を利用して、正弦と余弦の和で表された多項式を、どっちかだけで表せたら、どれだけやりやすくなるだろうな…。

そんな願いを叶えてくれる(?)のが、本題でご紹介する「三角関数の合成」なのです!!





仮定のおき方が、ややこじ付けがましいのは否めませんが、
「正弦の単項式を、加法定理を使うことで正弦と余弦の和に変形できるならば、その逆ができても何ら不思議ではない。」
このイメージをしっかり固めていきましょう!!