ブレット・トレイン | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Bullet Train
監督:デヴィッド・リーチ
キャスト:ブラッド・ピット/ジョーイ・キング/アーロン・テイラー=ジョンソン
配給:ソニー・ピクチャーズ・リリーシング/ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公開:2022年9月
時間:126分




ゴールデンスランバー』や『ポテチ』の原作となった伊坂幸太郎作品が,ついにハリウッド映画化! と,気になってはいたものの劇場鑑賞を逃していて,ようやく見ることができた『ブレット・トレイン』を今夜は紹介。

原題の『Bullet Train』は直訳すると「弾丸列車」,日本の「新幹線」を意味する言葉。ちなみに原作のタイトルは『マリアビートル』で,英語で「てんとう虫」を表す「lady beetle」を「mariabeetle」として主人公を指したとか。監督は『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ。

久しぶりに仕事復帰した殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)はハンドラーのマリア(サンドラ・ブロック/吹替:米倉涼子)からの電話で,ブリーフケースを奪うよう指令を受ける。彼のコードネーム“レディバグ”は幸運を運んで来るという“てんとう虫”を意味するが,彼の周囲ではいつも無関係の人が死ぬという伝説級の運の悪さを持っていた。今回は復帰にふさわしい簡単な仕事で,気合たっぷりに東京発・京都行きの超高速列車“ゆかり”に乗り込むと,早速お目当てのブリーフケースを見つけ,あとは品川駅で降りるだけ。

ところが,降りようとした途端,強い復讐心に燃えたメキシコでナンバーワンの殺し屋ウルフ(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)に襲われる。身に覚えのないレディバグは,なぜ自分が狙われるのか全く分からない。さらに,タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)とレモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の腕利きの殺し屋コンビ,乗務員に扮した暗殺者ホーネット(ザジー・ビーツ/吹替:フワちゃん),謎の女子学生プリンス(ジョーイ・キング),息子をビルから突き落とされた元殺し屋・木村(アンドリュー・小路),剣の達人エルダー(真田広之)など,殺し屋たちが次々とレディバグに襲いかかる。さらに終着駅・京都では,世界最大の犯罪組織を率いる冷酷非道なホワイト・デス(マイケル・シャノン)が待ち受けているのだったが…。

伏線や仕掛けが張り巡らされ,終盤で小気味よく回収されていく伊坂幸太郎作品の魅力が,実写化により更にキャラが立ち,個性的な俳優陣が面白く深くする。新型コロナによる渡航制限で,日本でのロケは行われず,アメリカ国内の特設スタジオで撮影されたという違和感だらけの東京や新幹線の車内も,次第に味わいに見えてくるから不思議だ。

デッドプール』シリーズ好きならハマること間違いなし! ユーモアと過激なアクションに,笑って驚いて勢いで5つ星★


映画クタ評:★★★★★


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