スカイスクレイパー | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Skyscraper
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
キャスト:ドウェイン・ジョンソン/ネーヴ・キャンベル/チン・ハン
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ/東宝東和
公開:2018年9月
時間:102分




今夜紹介するのは,ドウェイン・ジョンソン主演のアクション・アドベンチャー『スカイスクレイパー』。肉体派俳優としてすっかり地位を築いたロック様が,過去に見たことのない高層ビルでのアクションに挑んだ作品だ。タイトルの『Skyscraper』はまんま「超高層ビル」の意味。監督は『なんちゃって家族』(2014年・ワーナー)『セントラル・インテリジェンス』(2017年・ワーナー)のローソン・マーシャル・サーバー。

元FBI人質救出部隊の隊長ウィル・ソーヤー(ドウェイン・ジョンソン)。10年前にある事件で左足を負傷し義足となった今は,退職してセキュリティ・コンサルタントをしていた。FBI時代の同僚ベン(パブロ・シュレイバー)の紹介で,香港にそびえ立つ高さ1000mを超える超高層ビル“ザ・パール”のセキュリティ監査を担当することとなり,そのビルの98階に妻のサラ(ネーヴ・キャンベル)と娘のジョージア(マッケナ・ロバーツ),息子のヘンリー(ノア・コットレル)と住むことになった。

ベンと共に最上階へ行き,ビルのオーナーであるジャオ・ロン・ジー(チン・ハン)からビル全体のセキュリティシステムをコントロール出来るタブレットを渡されるウィルだったが,それをテロリストに奪われてしまう。その頃,パンダ見物から戻った妻子のいるビルに,メンテナンススタッフに化けたコーレス(ローランド・ムーラー)たちテロリストが火災テロを仕掛け,ビルの中層階はたちまち炎に包まれる。逃げ場を失い上層階に取り残されてしまった家族を救出するため,“ザ・パール”へと駆けつけるウィルだったが…。

登場する“ザ・パール”は,東京タワーの3倍,『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で話題になった,ドバイに実在する世界一高いビルの“ブルジュ・ハリファ(828m)” を超える240階建て1000mのビル。施設もセキュリティも世界最高峰のビルが,もし未曽有の事態に巻き込まれたら? という,ドウェイン・ジョンソン版の『タワーリング・インフェルノ』(1975年・20Cフォックス)はたまた『ダイ・ハード』と期待されていたが,興行的にはイマイチだった。

個人的には,S・マックイーンよりタフだしB・ウィリスより色気のあるD・ジョンソンのアクション全開感が心地良いし,見応えマックス。『タワーリング・インフェルノ』を知らない世代には,この作品がスタンダードになってもいいんじゃ? と思うのだが…。


映画クタ評:★★★★


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『スカイスクレイパー』
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