スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Star Wars Episode I: The Phantom Menace
監督:ジョージ・ルーカス
キャスト:リーアム・ニーソン/ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン
配給:20世紀フォックス
公開:1999年7月
時間:133分(2001年版以降は137分)




『ローグ・ワン』も公開されたことだし,ここらで【くた★むび】恒例のシリーズコンプリートをしておこうと,先に紹介した『フォースの覚醒』に繋がる7作を一挙に書いてみることにした。今回,公開順でなく,サーガの時系列順に,物語と登場人物を整理して追ってみようと思う。

公開順ではオリジナル・トリロジー(旧三部作)に続く4作目。オリジナル・トリロジーで主要な敵役となるダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーを中心に描かれるプリクエル・トリロジー(新三部作)の第1章となる。『エピソード6/ジェダイの帰還』から16年ぶりに製作されたことや『エピソード4/新たなる希望』で一度引退したルーカス監督の22年ぶりの復帰作として世界的に話題を呼んだ。副題の「The Phantom Menace」とは日本語で「見えざる脅威」の意味で,歴史の裏で暗躍するシスの暗黒卿ダース・シディアスのことを指している。

遠い昔,銀河共和国では通商連合と惑星ナブーの間で貿易関税率をめぐる論争が起こっていた。この論争を解決するために元老院最高議長はジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とその弟子のオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)を特使として派遣する。2人は通商連合によって攻撃されながらも,ナブーの原住種族であるグンガンの若者ジャー・ジャー・ビンクス(声:アーメド・ベスト)の助けを得て,拘束寸前だったアミダラ女王(ナタリー・ポートマン)を救う。しかし首都惑星コルサントへ向かう途中に船が破損し,やむを得ず砂漠の惑星タトゥイーンへ立ち寄ることに。そこで出会ったのが,母シミ(ペルニラ・アウグスト)と共に奴隷として働いていた少年アナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)だった。

アナキンの才能を見抜いたクワイ=ガンは,アナキンを奴隷から解放し,ジェダイの騎士にするため一行に加える。ようやくコルサントに到着するが腐敗した議会は機能せず,焦りを感じたアミダラは一行を連れてナブーに帰還する。長年対立関係にあったグンガンの協力を取り付け,共同戦線が開始。そんな彼らの前にシスの暗黒卿ダース・モールが立ちはだかるのだった…。

とにかく9歳設定の少年アナキンと14歳設定のアミダラの可愛さが惹き付けてくれる。まだ自分たちの運命を知るよしもない初々しい2人が出逢ったことで,この『スター・ウォーズ』というサーガが紡がれ始めることを考えると感慨深い。はつらつとしたヨーダ(と言っても860歳位だが)や,アナキンの作ったC-3POや,R2-D2のファースト・ストーリーにも触れられていて面白い。ジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥはサミュエル・L・ジャクソンが演じる。

E.T.』の紹介でも触れたが,コルサントの会議場の議席に座っている3人のE.T.のうち1人には当初「グレブレイプス(Grebleips)」という名前が付けられていた。これはスピルバーグを逆から読んだ名前になっている。


映画クタ評:★★★★


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