パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Pirates of the Caribbean: At World's End
監督:ゴア・ヴァービンスキー
キャスト:ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ
配給:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
公開:2007年5月
時間:169分




前編とも言える『デッドマンズ・チェスト』と同時に撮影され,10ヶ月後に公開された作品。3時間弱に及ぶ長編で,地上波放送時には2回に分けて放送されていた。

デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)の心臓を手中に収め強大な支配力を得た東インド会社のベケット卿(トム・ホランダー)は,世界制覇を目論み次々と海賊たちを撃破。ついに海賊の時代は終焉を迎えようとしていた。そこで海賊たちは,最後の望みである“伝説の海賊”9人を招集し,世界中の海賊たちによる全面対決に挑むことに。しかし,その9人のうちのひとりがジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だと判明。ウィル(オーランド・ブルーム)やエリザベス(キーラ・ナイトレイ)たちは,ティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)の力で蘇ったキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)を船長に迎える。シンガポール海賊の長であるサオ・フェン(チョウ・ユンファ)から「世界の果て」への海図を受け取り、溺死した船乗りが囚われているという“デイヴィ・ジョーンズの墓場”へと,ジャックの救出に向かうのだった…。

ジャックの救出→評議会→決戦という大きな流れの中に,登場する全てのキャラの思惑を複雑に絡めて物語は進む。5分見逃してしまうと,もう敵対関係やパワー・バランスが変化しているというめまぐるしさやテンポが超絶で,最後まで目が離せない。

評議会のシーンでは,ジョニデがジャックの役作りのモデルにしたというキース・リチャーズ(ローリング・ストーンズのギタリスト)が,掟の番人であり,ジャックの父親でもあるキャプテン・ティーグの役で出演している。

シリーズ卒業となるウィルとエリザベスの愛の行方を美しくまとめつつ,物語は『生命の泉』へと受け継がれてゆく。


映画クタ評:★★★★★


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◆シリーズ一覧◆

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年)

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011年)