不当な出演禁止撲滅を目指して~JYJ法、韓国国会の法案審査最初の関門を通過 | JYJ world exists blog

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全力でJYJ=ジェジュン、ユチョン、ジュンスを応援します!!!

こちら、先日韓国でアップされたニュースですけど、 
日本語訳が出るかな~と待ってみたものの出ないので、 
韓国のニュース記事をリンクしておきます。 


국회에서도 방송사 '갑질' 당한 'JYJ법'…간신히 미방위 소위 통과 
国会でも放送局「カプジル」された「JYJ法」...ようやく未放委小委通過 
[the300] 2015.11.10 17:08 
http://m.the300.mt.co.kr/view.html?no=2015111016427660665 

記事の一部(冒頭)を訳しました↓ 

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放送局が正当な事由なく、特定の放送の放送出演を禁止させないようにする内容の 
別名「JYJ法」が数回峠を越えて、国会の法案審査の最初の関門を通過した。 

歌手JYJはSM事務所所属グループ東方神起から脱退した後、各種放送出演が行き詰まり 
巨大企画会社の報復出演禁止の犠牲になったではないかという論議があった。 

10日、国会未来創造科学放送通信委員会は法案審査小委を開き 
チェミンフイ新しい政治民主連合議員が発議した「放送法改正案」(JYJ法)を通過させた。 
JYJ法は、放送局が正当な事由なく、 
特定の芸能人を出演禁止させないように規制する案を盛り込んだ内容である。 

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ニュース記事のタイトルの「カプジル」とは「甲の横暴」のことで、 
パワハラと訳してるのも見かけましたが、 
会社対個人だけでなく、会社対会社のような場合にも使われるようです。 


過去、公正取引委員会が、JYJへの不当な妨害をやめよ、と 
SMエンタテインメントと文産連に是正命令を出したことがありましたが、 
その効力は見ての通り。 
JYJは5年間、一度も音楽番組への出演を果たせずにジェジュンの入隊となりました。 

こういうかたい問題はスルーしたい~という人もいるでしょうが、少なくとも、 
JYJが音楽番組やバラエティに出演出来ないのは 
前所属事務所SMエンタテインメント(BoA、2人の東方神起、少女時代、スーパージュニア、 
シャイニー、EXOなどが所属)による妨害によるものでは?というのが 
韓国ではマスコミ、国会議員にまで周知の事実ということくらいは知っておいてほしいです。 

その前提があるから、この法案が別名JYJ法と呼ばれてるんですね~。 

権力によって虐げられてる人に寄り添い続けることはしんどいことです。 
見て見ぬふりして、楽しいところだけつまみ食いしてるほうが絶対に楽。 
それで自分は穏やかな平和主義者と思い込んでいられればもっと楽。 
芸能は娯楽なんだから楽しいところだけつまみ食いして何が悪い~って人も多いでしょう。 

でも、この前『スリーデイズ』の感想で、 
長いものに巻かれてちょっとずつ悪いことする人の積み重ねが巨悪をのさばらせる、 
というような話を書きましたが、その逆もあると思うんです。 

一人一人がちょっとずつ意識して、権力者の横暴にちょっとずつ抵抗する。 
その積み重ねが、権力へのブレーキになると思うんですよね~。 


こういう話書くと、すぐSMの所属タレントが非難されたと早合点して感情的になる人がいるんですが、 
これはそういう感情的な部分の話を超えた社会問題であって、 
甲(強者・雇い主など)と乙(立場が弱い、または不安定な者)の問題なんです。 

ややこしい話かもしれませんが、SMを出て、活動の妨害をされてきたJYJも乙なら、 
現在のSMに所属しているタレントも乙なんです。 

JYJの契約無効確認裁判がSMなど芸能企画社の奴隷契約改善に寄与した、 
という話も韓国では周知の事実ですけど、 
考えてみると、ファンがSMのタレントにお金を注ぎ込めば注ぎ込むほど、 
SMの権力は安泰になり、つまり甲の力は強くなり、 
乙のタレントはますます縮こまるほかなくなるんですよね。 

韓国や中国で大人気で、現東方神起の人気をとうに超えていると思われるEXOは 
中国人メンバーが次々脱退して訴訟を起こしています。 
例によって、SMやSMに残ったメンバーは脱退した人を非難しました。 
中国人だからということで悪く言う人もいます。 
しかし韓国と中国の芸能ビジネスの考え方の違い、というのもあるでしょうが、 
怪我の治療をSMがきちんと受けさせてくれなかったという理由で脱退したメンバーもおり。 

で、彼らは中国へ帰るという選択肢があるから脱退することが出来たんだと思うんですよね。 
他国に帰る場所のない韓国人メンバーは、JYJがあれだけ妨害に遭ってるのを見ていたら 
恐ろしくて、マネジメントや契約の改善を求めたり、訴訟起こしたりなんて出来ないでしょう。 

まあ、先のことは分かりませんけどね… 
ユチョンが、 
人気絶頂の時に裁判起こしたら、何かあるんだろうと考えてもらえると思った… 
というような話をしていたのを思い出します。 

でもJYJはあの3人だから、裁判や妨害の中を生き抜いてこられたんですよね。 
苦しい時に、互いの手を絶対に離さなかった3人… 

韓国のアイドル同士の薄い友情見てると、 
こういう仲間にはそう簡単に出会えないんだろうと思います。 


ところでEXOと言えば、『明日へ(原題:カート)』という映画に出演した人がいるんですけどね。 
2014~2015年にかけての映画賞にノミネートしてるの見て知ったんですけど。 

この映画、2007年に実際に起きた労働闘争を元に描いた映画なんですよ。 
大手スーパーの契約社員達が不当解雇に対抗して闘うんですけど、 
映画紹介見ただけでも、 
正社員にしてもらおうと前向きに必死に頑張っていた女性が突然解雇され、 
不安の中で、でもこのまま泣き寝入りしたくはないと闘おうとする姿は胸が痛くて… 

普通の人が、大企業や権力持ってる相手と闘うのってすごく恐いと思うんですね。 
JYJの3人は普通の人ではないけど、それでも裁判起こすのはかなり勇気がいったと思うし、 
裁判で負けたら死のうとまで話したと言ってたじゃないですか… 


で、こういう映画に権力者の横暴を絵に描いたようなSMのタレントが出演と聞いて 
何それ?と馬鹿らしく思ってたんです、私。 
でもこの前、監督のインタビューをテレビでやっていて… 
それ見てて考えが変わったんです。 

この映画、あまり予算がなくて、でもこの映画の内容知って俳優さん含め 
協力してくれる人がたくさんいて、完成したそうなんですね。 
そこになんで演技経験少ないアイドル?話題づくり?客寄せ?って思ってたんですけど。 
EXOってたぶん韓国の若手アイドルグループでは一番人気じゃないですか?(韓国では) 
ジュンスもソロライブに来た若いファンに、なぜEXOではなく僕…とか訊いてましたし( ´∀` ;) 

これは…単なる客寄せというのを越えて、アイドル見たさきっかけでいいから 
若い女の子達にこの映画をすごく見てほしかったのかなーって思ったんです。 
韓国でも女性の非正規雇用は多くて、男女の賃金格差も大きいそうなんですね。 
十代の女の子達もこれから社会に出て、この映画の主人公達みたいな目に遭うかもしれない… 
その時ただ泣き寝入りするのか、それとも勇気を出して闘うのか。 
また、この話の元になった女性達が、自分の家族の生活の為に不当解雇と必死に闘ったこと、 
それを若い子達にも知っておいてほしい…そんな気持ちがあるのかな、と思いました。 

それから、EXOの人は主人公の女性の息子役だそうなんですが、 
大手芸能企画社の中で不安定な立場できつい労働を強いられてる人気アイドルに 
この映画の内容にふれることで、不当契約や権力の横暴について 
考えてみてほしいというのもあったのかなーとか… 

若い子に影響力のある人気アイドルだからこそ、 
権力の横暴を擁護するような大人にはなってほしくない! 
…と、思います。 

そういえば、SMに長くいるタレントは理事になったりするようで… 
ある時を境に、搾取される乙から搾取する甲にまわるってことかな? 

私だったら好きな人に搾取される側にも搾取する側にもなってほしくないですが!! 


この映画のキャッチコピー、いいんですよね~。 

「一歩踏み出せば、明日はきっと違った未来が見えてくる!」 


正にJYJは一歩踏み出して、違う未来を描いたわけですね^^ 

JYJ法が成立までこぎつけられるのか分かりませんが、 
JYJが普通に放送活動出来るように応援し続けたいと思います! 

そして権力に踏みつけられて泣く人がいなくなるように 
ちょっと意識を持って暮らしていきたいと思います。 


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