和歌山市は21日、新型インフルエンザに感染した市内の女性(85)が細菌性肺炎で今月19日に死亡した、と発表した。女性は肺気腫の基礎疾患があり、インフルエンザワクチンを接種していなかった。新型インフルエンザ感染による患者の死亡は県内で初めて。

 市によると、女性は昨年12月21日に38度の発熱などで市内の医療機関を受診。簡易検査でインフルエンザA型陽性反応が出たため、別の病院に入院し、タミフルなどの治療を受けた。24日に新型インフルエンザ感染が確認された。翌25日に細菌性肺炎を併発し、今月に入り病状が悪化していたという。

 永井尚子・市保健所長は記者会見で、「女性の新型インフルエンザの症状は回復に向かっていた。死因の細菌性肺炎との因果関係はないとみている」と説明した。

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