排斥された家族は追い出せ | エホバの証人研究(ブログ)

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協会は「排斥された家族は家から追い出せ」とは直接的には言いませんが、実践の現場では、長老や巡回監督によって、そのような方向性が作られる可能性があります。その考えのもととなる協会の公式見解について考えてみたいと思います。


2010年1月21日

すべての長老団へ

排斥されている親族とかかわる任命されている人の資格について

親愛なる兄弟たち、

聖書は会衆から追放された人と交友をもたないようにとわたしたちに語っています。(コリ一 5:9-13; ヨハ二 9-11) 長老、奉仕の僕、そして正規開拓者は排斥された家族の成員の扱いについて模範を示すべきです。(神の愛 207-209ページ) もしそのような任命された立場の人が、排斥された身近な家族の成員が自分の家に転居してくることを許す場合、長老団にはどのような責任があるでしょうか?

長老団はそのような状況を許す任命されている人の資格を再検討するべきです。(塔88 3/1 24ページ 5節; 塔81 9/15 29ページ 16-17節) 排斥されている親族は身体的あるいは感情的な病気で自活ができない状況かもしれません。あるいは差し迫った状況が存在し、それゆえに助けを与えないと悲惨な結果が起きるかもしれず、それは会衆に非難をもたらすことになるかもしれません。

続く・・



この手紙の要点を以下にあげます。

(番号は便宜上つけたものです)

  1. 長老、奉仕の僕、正規開拓者は排斥された家族の扱い(参照:神の愛 付録 p.207)に関して模範的であるべき。

  2. もし資格をもつ人が排斥された家族と同居することを許すならばどうするか。

  3. 長老団はそのような状況を許す人の資格を再確認するべき。

  4. 排斥された親族は身体的もしくは感情的な病気をもち自立できないのか。

  5. 差し迫った必要があり助けないと悲惨な結果になり、かえって会衆に非難がもたらされるような状況なのか。

  6. そのような状況であれば同居を認めるしかないと感じる人がいるかもしれない。

  7. 排斥された親族の態度も考慮すべき。その人は罪深い生き方をやめているのか。

  8. 長老たちは上記の要素を検討して、資格をはく奪するかを決める。



おかしいなと思う点が幾つかあります。

まず、

「長老、奉仕の僕、そして正規開拓者は排斥された家族の成員の扱いについて模範を示すべきです。」

どんな模範か読んでいくと結局、排斥された家族を厳しく扱うという模範なんですね。

続いて例外を伸べてから・・

「助けを与えないと・・・会衆に非難をもたらすことになるかもしれません」

なんか、気にするところが違うと思うんです。

この取り決め自体が会衆だけでなく、神の名に非難をもたらしていると思うんですが・・・



続いて、jw.org と比較・・

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「宗教的な結びつきは変わりますが,家族としてのきずなは変わりません。」

これって、ただの嘘つきですよね。

なんで平然と嘘を書けるんでしょう。