統治体の魔法 - 年次総会ハイライト | エホバの証人研究(ブログ)

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前回は年次総会の要約を、超要約にしましたので、
今回は重要なハイライトだけ書きます。

統治体は時々、人知を超えた魔法のような言葉を使うことが
あるのはご存知かと思います。

ですから、統治体の説明を聖書によって知的に納得するという
無謀なことは考えないでください。

そもそも周りの人が「その他大勢の群衆」であっても自分だけは
油注がれちゃった特別な人だと若くして目覚める人たち
なわけですから、彼らは知性に頼ることなどしていないのです。

ここからハイライトを一つ

ガイ・ピアース - これらのことはいつ起きますか?
マタイ24:30,42,44 はイエスキリストが裁きのために大艱難で”到来”する
ときのことを語っている。
ゆえに次の節の忠実で思慮深い奴隷の任命は
西暦33年ではなく 1919年である!


これを読んでわたしは思いました。
「マタイ24:45の文脈に触れてしまった。これは一番やってはいけないことでは
なかったのか!?」
文脈を読ませてしまうと忠実で思慮深い奴隷が「忠実であった」として
祝福されるのがずっと将来のことであることがバレてしまうのではないか?

でも大丈夫です。統治体は魔法のような説明を用意していました。

ステファン・レット - 忠実で思慮深い奴隷は誰ですか?
忠実で思慮深い奴隷:本部に住み、キリストの臨在の間、
霊的な食物を用意し配ることに直接携わる油注がれた者の小さなグループ
召使いたち:霊的な食物にあずかるすべての人たち、大群衆も含む。
持ち物:すべての持ち物、これは天的なものと地的なものを含む。


忠実で思慮深い奴隷にゆだねられる「すべての持ち物」には
天のものも含まれる、つまり将来、大艱難でキリストが”到来”したときに
自分たちは天での賞をいただいてキリストの持ち物にあずかるのである。
なので文脈に矛盾しない。

???

地上のものは大艱難より前、1919年以降にゆだねられたのであるが、
これはどのようにとらえたらいいのでしょうか?
たぶん、発売前に社員に試作品が配られているような
ものなのでしょう。
聖書にはキリストが到来して天での賞を受けることしか
書いてないけど、ついでに地上のものもお試しで
もらっちゃったということなのか?
正式な説明を待つしかありません。


試作品で思い出しましたが、
今回なぜ、ものみの塔誌で発表する前に
年次総会で新しい光を発表したのか。

もしかしたら統治体の人たちもイマイチうまい説明が
思いつかなくて、ちょっと情報をリークして、
みんなの反応を見てヒントをもらってから
一番説得力のある説明を展開しようとしているのかな
などと考えてしまいます。

みんな統治体の魔法の言葉にかかってしまうのでしょうか。

魔法はエホバが喜ばないって言ってたのに。