西鶴五人女 おしち | 辻村寿和Collection「寿三郎」創作人形の世界

辻村寿和Collection「寿三郎」創作人形の世界

創作人形作家辻村寿三郎の作品を皆様にご紹介いたします。

西鶴五人女 おしち
ジュサブロー館の創作日記
2001年制作
Canon EOS 7D
EF100mm F2.8 マクロUSM
撮影・目黒雅叙園

井原西鶴の浮世草子「好色五人女」のなかに登場する人物をテーマに2001年制作した。

「好色五人女」(こうしょくごにんおんな)は、江戸時代の浮世草子。

井原西鶴作。5巻5冊。発刊は1686年(貞享3年)である。

5つの独立した物語で構成されており、すべて当時世間に知られていた実話に基づく。

八百屋お七はその四巻「恋草からげし八百屋物語」より。

写真をクリックすると大きいサイズで見ることが出来ます。
細かいディテールをご覧ください。

西鶴五人女 おしち
ジュサブロー館の創作日記
2001年制作
Canon EOS 7D
EF100mm F2.8 マクロUSM
撮影・目黒雅叙園
お七処刑から3年後の1686年(貞享3年)、
井原西鶴がこの事件を『好色五人女』の巻四に取り上げたことで、お七は有名となった。

西鶴五人女 おしち
ジュサブロー館の創作日記
2001年制作
Canon EOS 7D
EF100mm F2.8 マクロUSM
撮影・目黒雅叙園

大火の江戸で運命の出会いをする八百屋お七と火消しの吉三郎。

逢いたさ募り、自らの手で家に火を放ったお七は、放火の罪で
火あぶりの刑となった。自害を止められた吉三郎は出家してしまう。

八百屋お七の墓は東京都文京区の円乗寺にある。