イラスト 仲原さん
みなさん、こんにちは。
前回までの曲のコード進行は、C→Am→Dm7→Gでした。
作曲するときには、ダイアトニックコード進行を使います。
まず、作曲するときに、このダイアトニックコードを全て書き出します。
キーがCのときのダイアトニックコードは、C、Dm、Em、F、G、Am、B7です。
このコードをよくみてみると、ドレミファソラシドになっていますね。
前回までは、このダイアトニックコード進行のC→Am→Dm7→Gのコードを使いました。
このAメロだけでは、曲が単調になってしまうので、Bメロを作ります。
ダイアトニックコードには、主役のコードCがあるように、脇役のコードも存在します。
Bメロは脇役から登場させたいので、脇役のコードを使います。
脇役のコードはサブドミナントコードといって、キーがCの場合は、四度のF、二度のDm、六度のAm7が使えます。
では、Bメロを脇役のコード(サブドミナントコード)から登場させるコード進行を作ってみたいと思います。
では、実際に作ってみましょう。
二度のDm7から始めます。
Dm7→G→C→Am7→Dm7→G→C(2拍)
というコード進行の流れを作ってみました。
この組み合わせは、何通りでもできます。
実際にMIDIにコードを打ち込んでみて、コードの流れを確かめてみます。
またピアノやギターなどのコードを鳴らせる楽器が弾ける場合は楽器でコード進行をの流れを確かめます。
楽器が弾けないという人は、コードのハーモナイズという方法があります。
これは、コード先行で曲を作るのではなく、メロディーを先に作り、そのメロディーにコードを当てはめるという方法です。
これをコードのハーモナイズといいます。
MIDIのコード入力はメンドくさいと思われがちですが、5秒で簡単にMIDIにコードを入力できる方法がありますので、今後ブログやYouTubeでご紹介しますね。
さて、実際にBメロをDTMソフトACIDで入力してみました。
聞いてみましょう。
Bメロは、このサブドミナントコードから始めるのがコツです。
ダイアトニックコード進行の主役はキーのコード、例えばキーがCならCですが、
この主役には代役があります、これを代理コードといいます。
サブドミナントコードだけでなく、代理コードを使うことで、Bメロ、Cメロを作成していくことができて、幅が広がります。
代理コードやサブドミナントコードの種類については、後日ご紹介します。
またアシッドの機能ですが、MIDIのピアノのコードデータをそのまま、ギターのMIDIトラックにコピーできます。
編集したい場合は、新規クリップにコピーすると、新しいMIDIクリップで編集ができます。
曲を作る時には、ダイアトニックコード進行を使うこと。
脇役のサブドミナントコードを使ってBメロを作るのがコツになります。
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