アウンサン・スー・チー女史氏は引退がふさわしい | JTT海外展開のブログ

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先日ロンドンや欧州を訪れ、ノーベル平和賞のべダルをもらい、今週は米国の連邦議事で演説をした。ブッシュ時代の議会ゴールドメダルをもらいにいったので、クリントン長官等に祝福されていた。ホワイトハウスに泊まっている。国賓級の待遇である。

マハトマ・ガンジーやキング牧師とならぶ称賛を得たようだ。ここまで持ち上がられたら、よい気分になっているはず。


これで花道はできた。ミャンマーの国政から引退して、欧米で優雅な生活を送った方がよい。

彼女自身が自分の役割を認識し、身を引くべきである。


反政府運動の人間は、与党側に立つと能力の無さが露見してしまう。反対運動は簡単で、与党の出した政策にイチャモンをつけて、それを煽ればよい。アジテーターとしての能力だけである。


だが与党になると、着実に政策を実行していかなければならない。政策遂行者と、単に抗議運動する人は全くことなる。日本でも田中真紀子議員や菅直人元首相をみればよく分かる。

反対は誰にでもできる。


米国が花道を用意してくれたのだろう。米国政府は既に彼女の役割が終わったと判断している。

ここで「ワガママお嬢気質」を出して、居坐るのなら、悲劇的な末路が待っている。

もし今後もミャンマーの国政に残り、現在の政府を批判し続けるなら、ミャンマーの成長の機会を奪う「困ったチャン」になってしまう。すでにその兆候は出ている。


日本政府も官民共同でのミャンマー政府への支援を決めている。

今後のミャンマーのためにも、アウンサン・スー・チー氏に正常な判断力があることを祈る。