骨董店ART136 | 戦車兵のブログ

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元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
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戦車兵のブログ 「骨董店ART136」

札幌市内の創成川沿いを歩いていると、「骨董・美術品・古書」と書かれた幟を発見した。


ART136という骨董屋さんである。
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二条市場が近くにあり、狸小路商店街を抜けて大通り公園方面へ行けばある。


古書という字に反応したが、古書は美術関係が多く私の好きな分野は無かった、残念。
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しかし、絵画がたくさんあったよ。


もちろん芸術にうるさい・・・・・。


ちょっと見栄張った、すまんにひひ
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小樽関連の作品があったよ。


「戦争画とか軍事関係は無いの?」


と御主人に聴くと「うちはあんまりないけれど」と一枚の版画を・・・・。
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日清戦争の平壌攻撃の版画、支那の清国兵を駆逐する日本軍はいいね!


幾らだと思う?


3千円だそうです!!


でも私の部屋の壁は本棚しかありません。


飾れないので断念!
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藤田嗣治の皿もあったよ、でも裸婦・・、後ろ向きなの、皿の裏に前向きの絵はなかった。
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この写真の荒巻鮭どう?

30j万円します。


もちろん本物の荒巻鮭ではありません。

本物の荒巻鮭はそんなに高くはないです。


民芸品ですが、とっても貴重で隠れた名工の手になる作品なのです。
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この尾の感じ本物みたいですね。


北海道栗山町の本田千瓢の作品です。

昭和天皇にも献上されたり、ケネディやフルシチョフにも記念品として献ずられたという1品です。


実は本田千瓢氏は農業をやっていてプロでは無く、農閑期に注文があると作るという生活をしていたそうで数は少なく隠れた芸術家ですが認知度はあまりありません。


お土産屋で売っているものとは違いますよ。
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鱗も本物と同じように一枚一枚作られています。


本当に食べられる感じの「荒巻鮭」です。


正直感動しました。
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これも鮏、こっちは生きてる鮏。


本田千瓢のお弟子さんの作品だそうです。
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初めて入った骨董屋さんでいろんな出会いがありました。


民芸品として知られざる本田千瓢の作品を知ったのは望外の収穫でした。


本田氏の栗山町と言えば「御菊人形」髪の伸びる人形ね、それと乃木大将の親戚が入植していた土地だね。


郷土の文化を知るのはいいねグッド!