今日も暑い!
今日は久々のスタッフワイン会です。
頑張るぞ~
さてっ!
5/12~5/22まで、フランスへワイナリー訪問に行ってきました
少しずつですが、現地の様子をアップしていきたいと思っておりますので、
どうぞ宜しくお願い致します
5/14、ロワールの有名ワイン「シノン」のトップ生産者、
ドメーヌ・フィリップ・アリエへ訪問させて頂きました
今やシノンの枠を飛び越え、世界のトップクラスの生産者です
当店でも大人気のワインのヒミツを探るべく、
この日も早朝から気合を入れて準備し臨みました
雨が降りそうな曇り空で少し寒かったですが、
10時にワイナリーへ到着しました
到着後、挨拶を済ませ、すぐにテイスティングがスタートしました
今の自然派は淡く飲みやすいものが多いですが、
このフィリップ・アリエは構成はしっかりとしていますが、スッと入るスタイルのワインです
濃い・薄いは狙っていないのです
樽からの試飲もさせて頂き、非常に良い経験となりました。
う~ん、ウマいっ
白ワインは2011年から本格的に造り始めました。
1年間にわずか、2000本。
柔らかい石灰岩の土壌からの潮っぽさ、ミネラル感が素晴らしいです。
完熟の手前に収穫しないと酸が無くなってしまうので、「収穫日」が大切だとおっしゃっていました。
あえてMLFはせず、若干のSO2を入れてMLFが始まらないようにしているのだそうです。
赤もどんどん造りが変わっていて、非常に勉強になりました。
よりクリアな造りにするため、「コンクリート槽」の使用や、新樽比率を低くしたり、
還元やボトル差をなくすために、2013年から、樽熟後にタンクに移して6ヶ月熟成させてなじませるようにしていたり。
やはり、トップの人達の努力と言うのはスゴイものがありますね
気付けば、テイスティングは15種類を超えていました
そして、12時。
外は物凄い雨が降ってきました
ここで、非常に参考になる出来事が
テイスティングしながら、フィリップさんが、「雨が降って気圧が低くなっているから還元が出ている。」と。
どういう意味か解らなかったので、質問してみたところ、
「ワインのオリに還元の成分があり、気圧が低いと、そのオリが舞って還元が出る」との事でした
これは衝撃、目からウロコの情報でした
※還元が出るということはオリがあるということなのです。
→還元が出るにはオリがないと出ないのです。
フィルター濾過もしない、ちゃんと栽培したワインだからオリがあるのですね。
濾過しているワインには、そもそもその舞うオリが無い。という事なわけです。
だから気圧などでワインは動かない。
農薬を撒いているワインのオリは有益なものではないので、必要ないから濾過する。という事だそう。
これは初めて聞いたことでした
そして非常に納得。
皆様も自然栽培の美味しいワインは、良く晴れた日に飲まれると良いかもしれませんね
しっかりとテイスティングした後は、レストランへ移動しました
ヴーヴレの2010年で乾杯して食事がスタート
昼から素晴らしいコース料理で、豪華な食事。
とっても優雅な気分でしたぁ~
「鳩」が旨いっ
ソムリエさんが、
2008年の「コトー・ド・ノワレ」をデキャンタしてサービスして下さいました
美味しい食事と共に、天気がどんどん良くなって、すっかり晴れてきましたので、
食事の後は、畑を案内していただきました。
大雨が嘘だったかのような快晴です
現在、17haのカベルネ・フランと、1.5haのシュナン・ブランを所有しているとの事でした
他のワイナリーの樹よりも太かったのが印象的でした
そして、15:50分、次のワイナリーに向け、出発です
出発してすぐに、車窓からジャンヌ・ダルクの居た、「シノン城」を見ることが出来ました
次回へ続く・・・
今日も大切な時間を使い、当店のブログをお読みいただき有難うございます!
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