【日本政策学校 政策議論講義】長妻昭先生にご講義いただきました | 日本政策学校のブログ

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日本の政治の危機を救うという志で日本政策学校は開校されました。政治起業家の基礎を築くための場を提供するをモットーに日本を変えるべく活動しております。

日本政策学校 代表代行の加藤です。

本日は日本政策学校の講義日!
本日の講義は
講師に元厚生労働大臣で、民主党幹事長代行の長妻昭先生に
社会保障と格差是正」というテーマにてご講義いただきました。

長妻先生は本校代表の金野が
大前研一さんが作られた平成維新の会に所属していた時からの20年来のお付き合いになられます。

最初に長妻先生から受講生にむけて「格差は広がっていて、もうどうしようもない状況だと思いますか?」とのご質問をいただきました。
皆さんはどう思われますか?
※受講生の意見は半分半分でした。

その後の講義では、労働者、高齢者といった層別に格差の状況について
長妻先生の特徴であるデータを駆使し、現状分析をわかりやすく解説いただきました。

ひとつ私が印象に残ったのは「格差対策を手厚くすることで、経済発展する」とのお言葉でした。
格差の拡大が経済成長がマイナスになる!
ロジックは
・格差の拡大⇒人間同士の信頼関係が崩れる⇒治安悪化や介護離職などにより、
コストが増大する!⇒これを是正すれば経済発展につながる!

・成長戦略⇒勝ち組がリーダーシップをとり、国全体を引っ張る⇒国全体を引き上げられる⇒国全体として経済発展を遂げる
という方法論に対して、相対する
論点でした。

私自身本講義をお伺いし、経済成長を考える上で、改めてどういう社会の方向性、実施すべき施策と予算の使い方が良いのかを考えさせられる講義となりました。