夏の忘れ物
今日はまた一段と寒い。仕事が予想外に早く片付いたので
帰りに近くの鮮魚スーパーで握り寿司12貫セットを買って来て、ちょっと遅めのランチ。もちろん昼酒で。(*^.^*)
何を開けようか悩むのも面倒なので、セラーに転がっているボトルの中から
目に付く青いキャップシールのボトルを選んだ。あ、これって夏の暑い時にでも飲もうと買っておきながら
すっかり忘れてしまっていたやつだ。ゲオルグ・モスバッハー醸造所 の2010年産ソーヴィニョン・ブラン。
暑い日にサッパリするだろうと思って買ったのを、よりによって一番冷え込んだこの時期に開けようとは...。
淡黄緑色。香りはやや大人しめだが、スパイシーで、ライチや草っぽい香りに火打石のニュアンス。
酸はシャープで特に中盤から加速度的に伸びる。果実味は殊の外ほっそりしている。
サクサクッとした軽いミネラル感と、やや苦味の入った酸っぱい余韻がそこそこ後をひく。
酸主体の2010年産らしい味筋。ただし時間とともにこの苦味が若干エグ味へと変化するのが頂けない。
時間が経っても同じ調子で、素直な聖水の如くな味わい。当初の狙い通りの爽やかなワインである。84/100
(ちなみに過去のヴィンテージはココ→2007年産 、2009年産 )
もちろん汗ばむ季節にこそ相応しい飲み物のようで、飲んでたら余計に身体が冷えてきてちっとも温まらない。
いったん栓をして、ウォーキングに出かけてなんとか身体を温めてから、再度晩酌に登場させてはみたものの
やっぱりいくら飲んでもアルコールが回って来ても、ますます身体は冷えるばかり。さぶ~っ。ヽ(;´ω`)ノ
おかげでヒーターの前で温まってたらそのまま撃沈してしまった。寒い季節にありがちな撃沈パターンである。
2010 Sauvignon Blanc Qualitaeswein trocken
Weingut Georg Mosbacher (Forst/Pfalz)
A P Nr 5 112 066 09 11,Alc 12%vol,14.90€