このブログをもう7年ほど運営しているわけですが、不定期につくコメントがあります。
それは、著作権に関する質問のコメント。

(例) 「本の表紙画像を貼ってるけど、著作権違反じゃないの!?」

→違います。
当方はamazonや楽天のアフィリエイトプログラムに参加登録しており、商品紹介の一環として表紙画像を載せているのです。


(例) 「同人誌に、あるマンガのカットをそのまま使ってるけど、出版社と著者に許可をとったの!?」

→いいえ、とっていません。
しかし。
この場合、引用という、著作権法律上の特例(例外)となるんです。

法的にOKな引用には、もちろん条件があります。

注意引用元を明記しているか。
出典はなになに、というのを書かずに使ったら、もちろんダメです。
誰のなんという作品の、何巻から引用しましたというお断りが同人誌にあるのはそのためです。

注意元の文章・画像を改変していないこと
改変OKだとたいへんなことになりますね。

注意引用の主従関係
引用パートがあくまで従であること。引用が主(メイン)になり、同人誌を造った人の評論が二の次(従)になってしまうと、これはもう引用ではなくなります。

注意その引用が必要かどうか。

たとえば、私の同人誌「萌える法医学」では、ある商業マンガのゾンビイラストを二枚、実在する死体現象の参考として載せています。



同人誌と引用については、こちらのサイトがわかりやすいと思います。
「同人関係諸問題の基礎知識」
http://human-dust.kdn.gr.jp/doujin/doujin2000/mondai.html


「著作権侵害は犯罪です」

…という上記タイトルは、アメーバブログのスタッフブログ記事のタイトルでもあります。
http://ameblo.jp/staff/entry-11138992689.html

現在も、アメブロご利用の方は、ブログ管理画面の上部に「著作者の許諾のない文章や歌詞、画像の投稿はおやめください!」なる注意書きが出てると思います。


私が実際に読んだ本では、こちらが詳しくて良かったです。
図解入門ビジネス 最新著作権の基本と仕組みがよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)
図解入門ビジネス 最新著作権の基本と仕組みがよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)

ひさびさの更新が、いつもとはうってかわってマジメな記事となりましたが、たまにはこういうのもありかしら…。