最近の口癖は「手を抜くな」です。
それは簡単に言えば、練習から手を抜いてると、試合でも手を抜いてしまうから。
でもたぶん、
正直、練習では少し集中力が足りてないけど、試合ではいつも真剣にやっているよ
って思っている選手が多いでしょう。
しかし、実際は試合でも気付かないうちに手を抜いてしまっているのです。
いくら気持ちでは真面目に真剣にプレーしていると思っていても、ふとした瞬間抜けてしまっている。
それは試合の時間より練習の時間の方が明らかに長いからなのです。
一種の慣れです。慣れが恐いのっていうのは大人なら理解できますよね。
でも問題なのは何にどのように慣れてしまっているかです。
手を抜くことに慣れてしまっていませんか?
逆にどんな時にも真剣にやることに慣れていればどうですか?
僕は試合でのプレーというのは自然に出るものだと考えます。
特に良いプレーとかキラッて光るプレーは。
考えて出ると言うか勝手にそういうのは生まれる。
特にサッカーなんてひらめきや創造力がかなり大事。
一瞬の判断の連続ですから。
じゃあそんな一瞬にじっくり考えて判断している暇なんてありますかね?
具体的に言えば「周りを観る」とか。
周りを観るなんて、意識しないと見れません。
どうしてもボール一点に集中してしまう。
それは特にゲームとか公式戦など、真剣な場面になればなるほど。集中すればするほど。
だから周りを観る事を習慣化する必要がある。
練習から自然と出るようにしとかなければいけない。
練習は不自然を自然に変える作業。(たぶん前にも言っていたと思いますが)
でも周りを観る事だけがサッカーで大切なことではありませんよね?
すべてのプレーを良くして、それを自然にしないといけない。
不自然=意識しないと出来ないor意識してない=未習得。
自然=意識しなくても出来る=習得。
練習で手を抜いてしまうと、ここを勘違いしてしまうのです。
出来ないことを出来ることと。
実際は判別がつかない状態=未習得なのです。
だからこそ練習から手を抜かずにやるべきなのです。
もう1つ最近思うのが・・・変な言い方、まだまだ本気のサッカーに入れてない。
やっぱり僕は真剣にサッカーに取り組むことで得るものをみんなに伝えたい。
本気のサッカーってもしかしたら子どもにとっては面白くないかもしれません。
しんどいし、怒られるし。
でも遊びのサッカーで得られるものってたぶんサッカーが楽しいってことだけです。
しかも遊びの中のサッカーの楽しさ。
そうじゃなくて真剣にサッカーをやることで、本当のサッカーの楽しさを知ってもらいたい。
そして真剣にサッカーをやっていくからこそ、人間としても大きく成長できる。
だから僕はいつも真剣に指導する。うるさく言う。
僕がふざけてる時は逆に子どもが真剣にやっている時です。笑
たぶんみんなが自分でしっかり考えてプレーしていたら、僕はものすごく静かですよ。
性格のまんま。クールな。笑
(少し僕が言いたいニュアンスとずれましたが・・・)
ただ大きなものを得るためにはそれだけのことをしないといけない。
数日で得られるものはほんの少しだが、
もし10年本気でサッカーに取り組んだら、どれだけのものが得られるのか。
まだまだ遊びのサッカーと本気のサッカーの挟間にいる選手が多いです。
おそらく4年生ぐらいから6年生ぐらいの子どもはみんなそうです。
そして僕は本気のサッカーを強要しているわけではありません。
しかしJOYでの指導は妥協のない本気のものです。
特にエキスパートコースとフットサルコースは。
(決して他のコースは手を抜いているわけではありません!!!笑)
でも低学年からでも真面目に真剣なサッカーをやっている子どもはいます。
はっきり言ってそういう子はどんどん上達しています。
当たり前なのですが、周りとかなり差が出ています。
言い方は置いといて、別に遊びのサッカーを否定しているわけでもありません。
いろんな気持ちの子どもが居て当然ですし、みんながみんなプロになりたいわけでもないし、
上手くなりたいって思う気持ちの大きさもそれぞれだろうし。
だからこそ真剣にサッカーをやっていく、本気で上手くなりたいのなら早く気づくべきです。
方法が間違っている事に。
結局、
どこでやっても、何をしても、上手くなるやつは上手くなる。
どこでやっても、何をしても、変わらないやつは変わらない。
良いことも、悪いことも。
自分を変えられるのは自分だけ。
僕たちはサポートしかできません。
やるのであれば手厚いサービスを(笑)
ではまた♪