トン族の村での紅茶作り
3月後半に行っていました第1弾、中国茶の研究の旅。
トン族の村で、今年は紅茶作りをお手伝いしていました★★ 。
今回は金せんでの紅茶作りをさせて頂きました。
金せんとは台湾の品種の1つ。
台湾の金せんをこのトン族の村に移植したものです。
同じ紅茶と言っても、中国と台湾と細かい製茶方法が異なっています。
その違いによって、また、茶葉が育つ環境によって香り、味わいがどのようになるのか。
茶師のご協力のもと、貴重な紅茶を作ることができました。
小さなこのトン族の村で作る茶葉は薪で作っていきます。
電気であれば、火をつけるのも温度調整も簡単なこと。
薪で作るときは、山から薪を持ってくるところから始まり、薪を割り、火をつけること、温度調整もとても微妙なもの、経験によるものとなります。
このトン族の茶師の茶葉は薪が電源となり、機械でなく、手工です。
茶師と2人、汗をかきながら茶作りをしてきました。
長い製茶の時間、茶作りのこと、自分のこと、そして、日本のことを話ながら、茶葉の変化を見ながら製茶をします。
茶の動きにきちんと向かい合い、作られる茶葉。
茶師と作ったトン族の村での金せんの紅茶を、レッスンなどで皆さんと一緒に味わえたら嬉しいです。
謝謝!
中国茶&台湾茶研究家
中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu
★★
主宰 今野純子