![$成功法則実践チャレンジ365-Okamura](https://stat.ameba.jp/user_images/20120807/16/jissen365/dc/ef/p/o0108010812121502553.png?caw=800)
私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『序破急プレゼン』です。
プレゼンテーションを組み立てる際、全体を物語と見た手、ストーリーを描くように考えると組み立てやすくなります。その手法として先日は『起承転結プレゼン』をご紹介いたしました。
今回はもう一歩踏み込んだストーリーの構築方法をご紹介いたします。
舞台用語で「序破急」という言葉があります。
![$成功法則実践チャレンジ365-序破急プレゼン](https://stat.ameba.jp/user_images/20120918/17/jissen365/3c/ef/j/o0409027612194363967.jpg?caw=800)
まずは「序」。
序盤は拍子がない状態で進められます。つまりまだリズムを作り出す前にゆっくりと場の一体感を出そうとしている状態です。
プレゼンに置き換えると、プレゼンの本編を話す前の導入部、つまりプレゼンターと聴き手との距離を縮める話をします。
●アイスブレイク
●プレゼンの背景
●今日話す全体像
●今回の目的
●自己紹介
といった内容です。
次に「破」。
ここから拍子がつき、徐々にリズミカルになってきます。話が展開し少しずつ変化していきます。
プレゼンに置き換えると、今回のメインの話を徐々に展開していく状態です。
●事実から論点整理
●結論と理由の説明
●具体例の紹介
このように話が次々と展開し、コアとなるメッセージが表現されます。
最後に「急」。
リズムも最高潮になり、ここで一気に結末を向かえます。
プレゼンに置き換えると、聴き手の行動喚起にあたります。
●話のまとめ
●行動計画
●最後のメッセージ
聴き手も一緒にリズムに乗り、一緒に行動をしていただければ最高ですね。
『起承転結プレゼン』『序破急プレゼン』とプレゼンのストーリーの型についてお伝えしました。
大切なのはプレゼンには「流れ」があるという事です。よくスライドを使ったプレゼンテーションで、スライドをめくるたびに違う説明が書かれてあり、都度流れを断ち切るようなパターンを見かけます。
話に流れがないと聴き手は退屈してしまいます。最終的に「疲れた」という印象しか残りません。
相手と空気感を共有し、一緒にストーリーを描くようなそんなプレゼンテーションができるように意識してくださいね。
●岡村周一のチャレンジ目次へ3幕構成で伝わるストーリーを作るべし