最近特に目立つようになった「立ち呑み」。
古くは、新橋界隈に数件あり老舗も多い。
西荻窪や高円寺にもその昔結構な「立ち呑み」があった。
時代背景はいずれも好景気のようだ。
一見、金があるならわざわざ立って呑まなくてもいいのに、
と思うがなぜなのか??
この背景には女性が大きく影響しているらしい。
元来女性は「金払い」が悪いという印象を飲食店はもつ。
複数名できてとりわけ方式で1人客単価として2千円いけば
御の字らしい。
でも好景気の中、懐にも余裕がでてきた女性がちょっとは
帰りに呑んで帰ろうか、ということになる。
でも居酒屋やレストランで3千円も使う気はない。
そこで1千円程度でちょっとのめる「立ち呑み」が好都合。
というわけ。
もちろんカップ酒はやりや時流にも乗って、ということも
あろう。
男性は立ち呑みで終わる場合もあろうが、大抵は2軒目
への足がかりとして利用する。
そういう意味では新橋界隈で女性同士や単体での女性客
が多いのもわかるような気がする。
東京ではあまり馴染まないが、女性客に「ダーク立ちして!」
と店主がお願いしている場面があった(笑)
ダーク立ちとは関西が語源だろうが、ダークダックスの様に
斜めにたって1人でも多くカウンターに客を入れられるように
客が協力する立ち位置のこと。
その女性は当然のごとく「???」だった・・・^^;