・自律神経を整える食べ物
こんにちは、金本です。
本日もご訪問くださり、誠にありがとうございます。
さて、前回の記事では、貧血の改善には鉄分を豊富に含む食品を
摂取することも大切ですが、さらに、吸収率を高めるためには、
ビタミンＣも一緒に摂取すると良い。ことをお伝えしました。
今回は、自律神経を整える食べ物をご紹介したいと思います。
■自律神経を整える食べ物とは？
タンパク質です。
なぜならば、タンパク質が不足すると自律神経の乱れを招く
要因の１つになる可能性が高いからです。
自律神経を整える食べ物として、たんぱく質を含んだ食べ物が
良いことをお伝えしましたが、その理由として、副交感神経を
高めるのに必要な物質だからです。
まず、ストレスや緊張の高まりと共に 交感神経の働きが優位に
なりますが、それらを抑制し 心身をリラックス状態へと導くには、
副交感神経を優位に働かせる必要があります。
この、副交感神経を優位に働かせるのに必要なのが、
脳内伝達物質のセロトニンです。
そして、このセロトニンを分泌するためには、その材料となる
トリプトファンが必要になります。
このトリプトファンは、
たんぱく質に含まれる必須アミノ酸の一種なんですね。
ご存じの通り、必須アミノ酸は体内では作ることができないので、
外部から摂取するしかありません。
副交感神経だけでなく、交感神経を優位に働かせるときにも、
ドーパミンや、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が必要ですが、
これらもまた、必須アミノ酸の１つ、フェニルアラニンから生成されます。
ですので、交感神経、副交感神経ともに、自律神経を整える食べ物として
必須アミノ酸の摂取が必要なのです。
そして、セロトニンや ノルアドレナリンなどが正常に分泌される
ことによって 自律神経も正常に活動することが可能になります。
そのためにも、必須アミノ酸をバランスよく含んだタンパク質を
含んだ食品を積極的に摂取することが大事になります。
以上、自律神経を整える食べ物についてお伝えしました。
次回は、それらの自律神経を整える食べ物たんぱく質の効果的な
摂取方法について言及して行きたいと思います。
>>３０分後には、心身の不調が軽減する方法を動画で解説
>>前回の記事「貧血の改善効果を高める食品の組み合わせ」
金本 博明