・上手く交感神経と副交感神経を切り替えるには?
明けましておめでとうございます!
年末・年始と、少々食べ過ぎてしまった 金本です(笑)
さて、そんな私のように、年末年始は 食べ過ぎたり 飲み過ぎたり、
寝すぎたりしてしまって、生体リズムが乱れ、自律神経の乱れから
体調を崩したり、心身の不調を訴える方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、上手く交感神経と副交感神経を切り替える秘訣について
お送りしたいと思います。
それでは早速、新年最初の記事を書き進めて 行きたいと思います!!
■上手く交感神経と副交感神経を切り替えるには朝食が重要
ご存じの通り、自律神経は、交感神経と副交感神経があります。
・交感神経 = 活動モード
・副交感神経 = 休息モード
そして、眠っている間は副交感神経が優位に働き、朝起きたあとは
活動の神経 交感神経へと切り替わります。
この、交感神経と副交感神経を切り替えが、上手く行われていないと、
すっと起きれなかったり、起きたあとも頭がボーッとしたり、頭重感、
倦怠感など 不調を感じることが多いです。
しかし、朝食は、上手く 交感神経と副交感神経を切り替えてくれる
役割を担っています。
あるテレビ番組で ( 番組名は忘れました ) 朝食抜きの学生と、
朝食を食べている学生の学力テストが 行われていました。
結果は、火を見るよりも明らかで、朝食抜きの学生の成績よりも、
朝食を食べている学生の成績は 遥かに上回っていたんですね。
というのも、朝食をとると口 ~ 食堂 ~ 胃腸 などの消化器官が
活発に働きだし、体内で熱が発生します。
いわゆる、物を飲む、食べることによって、内臓も覚醒するんですね。
すると、寝ている間に下がっていた体温が上がり始め、徐々に
交感神経と副交感神経を切り替え行われていき、活動への準備へと
切り替わっていくのです。
さらに、朝食をとることで、寝ている間に消費してしまったエネルギーを
補給する役割もあります。
朝食で食べた食べ物が、体内でブドウ糖に変わり 脳を目覚めさせます。
ブドウ糖は 脳の唯一のエネルギー源でもありますから、朝食は
脳を目覚めさせる上でも、必要不可欠なんですね。
脳は、血液中のブドウ糖の約50%も消費すると言われています。
しかし、脳内にはエネルギー源となる ブドウ糖、蓄えておく機能が
ないので、睡眠中に消費されたブドウ糖を補うことが出来ません。
ですから、朝起きたときに頭がボーットしたり、頭の回転が鈍って
いるのもそれらも要因の1つとして考えられます。
さらに、朝食には、交感神経と副交感神経を切り替えるだけでなく、
排便リズムを整える効果もあります。
朝起きたとき、内臓はまだ覚醒していないため、内臓の働きも鈍いのです。
そこで、朝食を食べたりお水を飲んだりすることで、内臓が目覚め、
腸の動きも活発になり、便秘を予防する効果もあります。
朝食をとることは、交感神経と副交感神経を切り替えだけでなく、
脳の覚醒を促し、内臓を目覚めさせ 便秘を予防し、健康増進を促す
ためにも大事なものなんですね。
忙しくて朝食を抜きがちな方は、白湯でも良いので 飲むだけでも
内臓や腸の動きが活発になりますよ。
上手く交感神経と副交感神経を切り替え、良いスタートダッシュを
切りましょう!
それでは、今日も最後までお読み下さり、誠に ありがとうございました。
>>30分後には、心身の不調が軽減する方法を動画で解説
>>前回の記事「自律神経を整える食事の仕方」
金本 博明